【子どもが作れる朝ごはん】味噌玉、マグカップリゾットなど。ポイントは”タンパク質”と”糖質”!食の専門家・佐野こころさんに教わる簡単&満点レシピ
朝は食欲がない…そんな子どもにできることは?
「朝は食欲ない…」そんな原因の一つには、夕食を食べ過ぎている場合が。最近の小学生は夜遅くまで塾や習い事があったりして、夕食を遅い時間に食べている子も少なくない。そうなると、朝起きてもお腹が空いていない…起きられない…という悪循環が発生しやすくなります。どうしても遅い時間に食事を摂らなければならない場合は、消化に負担がかからないものを選んで食べるようにしましょう。うどんや脂分の少ないお肉、魚など。夜遅くに食べすぎると睡眠の質にも影響してしまいますので、塊肉など消化に時間がかかるものを食べ過ぎないよに心がけてください。 受験勉強などで夕食の時間が遅くなりがちな子は、夕食を分食する(何回かに分けて食べる)などの方法も有効です。 また、朝食がなかなか食べられない子は、まずは温かい飲み物を飲む習慣をつけてみてください。水分を体に入れることで胃腸が動き出し、食欲が出やすくなりますよ。 ■食が細い子は「間食」を上手に利用して 朝に限らず、食が細い子の場合は間食をうまく使って、必要なエネルギーを摂れるようにフォローしてあげてください。 子どもが小さい頃は気を遣っていたけど、大きくなるにつれて間食がお菓子が多めになってしまっている…なんてご家庭も多いですよね。お子さんが保育園の頃を思い出して、おにぎりや焼き芋、肉まん、フルーツ、ヨーグルト、チーズなどをおやつに取り入れるようにしてみてください。
彩り豊かな食卓にすれば栄養満点献立!
慌ただしい朝の時間ですが、栄養価の高いメニューで、なおかつ、お子さんが自分で準備もしやすくなる献立を考えてみましたがいかがでしょう? 栄養面での不安は、赤・黄色・緑・オレンジ…など、彩りをチェックするよう心がけてみてください。多彩な食事は多様な栄養を摂れる証。「あと何色が足りないかな?」「赤ならトマトかな?」など、お子さんと一緒に献立を考えていきましょう。 つい手軽なフルーツジュースや野菜ジュースを飲んでしまいがちですが、食べるなら食物繊維も入っている生のフルーツが理想です。給食で出ない日は、朝食やおやつで補ってあげると良いと思います。