名古屋市・河村市長が定例会見7月12日(全文1)8月の集団接種は1回目の接種回数を縮小
集団接種の運用を見直し
最後に集団接種の今後の方針についてご報告いたします。現在、市民の皆さまからのワクチン接種の希望がある一方で、適時に必要なファイザー社のワクチン供給の見込みが極めて薄い状況でございます。具体的には、6月の供給量と比較して7月は57%。8月は44%の供給量となる見込みです。そのため個別接種に回すべきワクチンの供給量を一定確保するために集団接種の運用を見直します。 主な変更点は、8月の集団接種については1会場当たり、1回目の接種の回数を縮小いたします。9月以降の集団会場については、1回目接種は9月4日土曜日および9月5日日曜日のみとし、以降は2回目接種の方を対象として実施していきます。集団接種ですでに1回目接種を終えた方につきましては、2回目分の接種は確実に実施をいたします。また、ワクチンの供給の状況が改善された場合、集団接種の再開を検討してまいります。それまでは個別接種や大規模集団接種会場のご利用の検討をお願いいたします。最後になりますけども、人権についての配慮、偏見の被害に遭われることのないように、ぜひ配慮をお願いしたいと思います。私からは以上でございます。
リバウンド防止に向けた新たな取り組みは
毎日新聞:ありがとうございました。では幹事社から。お願いします。まずコロナ。先ほど市長もおっしゃってましたけど、愛知県に出されていたまん延防止がきのうで解除されて、県は独自に警戒宣言を出しました。市として、リバウンド防止に向けた新たな取り組みについて教えてください。 河村:それ毎回言ってくれいうことかもしれんけど。何遍言わさしてもらうんか知らんけど。本当にちょっとマスコミも考えてもらえんか、これ本当に。本当に調べとらんね。東京のある国会議員に俺は聞いたんです。名古屋のこのいわゆる保健所による感染経路の徹底追跡。全然知らんかったいう状況ですわ。だで、名古屋はさらにそれをきちっとやると。今、1日500人。保健師さんは200人、あと300人は他局からの応援ということでやり続けとるということでしょう。東京の辺はどうなっとるんかね。これ、本当に。NHKばっかじゃないけど、全国ニュースでみんなネットになっとるんで一遍聞いてもらえんか、これ。どうなっとるん。 名古屋は名古屋で全力でやっとるけど、ほかのところもやっとると思いますけど、少なくとも毎週、健康観察の数を報告しとるところはないと思いますよ、名古屋しか。そうでしょう。そうでないと、名古屋とほかの都市の間に国境はないですから。アメリカとメキシコみたいに。ね。これは重要なことじゃないですか、皆さんの、日本国民の命を守るために。マスコミも。おかしいと思わんの? これ、本当に。行政しかできないことです。そこをちゃんと書いといてよ。で、必ず効果があることです、感染経路を徹底追跡するということは。最も原始的、原始的というか、基本ですけどね。基本ですけど。伝染病の基本なんですよ、これは。これを全力で日本中を挙げてやるべきだと。オリンピックやるならそうですよ、本当から言えば。でしょう。じゃない? これ。 よう分からんな。それとも皆さんやっぱり、ジャーナリズムは、なんだ、役所の権力に弱いのかね。何も言えんのですか、みんな。本当に。そう思えるがな、わし。なんで言わないんでしょうね、本当に。そうでしょう。融資先から酒出すなという話のご批判もご批判ですけど、こちらのほうを言わないかんじゃないですか。役所のやることをもっとやってよいって、日本中でいって。地方公務員を挙げて、みんなで助け合ってということでございます。