11月は子供と一緒に東京国立博物館へ。「あそびば☺とーはく!」でおもいっきり遊ぼう
「とーはく古墳」「こども遺跡(ボールプール)」など元気に遊べる遊び場や、「カームダウンスペース」「ベビーエリア」「ベビーケアルーム(授乳・おむつ替えスペース」が用意される
東京国立博物館の本館特別5室に、子供と一緒にのびのび楽しめる「あそびば☺とーはく!」が登場する。会期は11月8日~12月8日。 未来を担う子供たちに、博物館で思い切り遊んで『楽しかった!』という気持ちを持ち帰ってもらいたい。子供連れで来館した保護者にも、周りに気兼ねする必要がない居心地の良いスペースを提供したい。そんな思いを込めた、博物館の遊び場が期間限定でオープンする。 会期中は、本館エントランスの大階段の奥側にある500㎡の展示室が、子供のための「あそびば」と休憩スペースに変身。声を出して元気に遊んだり、絵本を読んだり、思い思いに過ごしたり、休憩することができる。 入り口を抜けたら、古墳時代にタイムリープ!全長約12メートルの大きな前方後円墳「とーはく古墳」が出現する。「こども遺跡(ボールプール)」では、考古学者になったつもりでお宝探しをしてみよう。 リラックスエリアでは、150冊以上の子供向けの本が用意される。気に入った本は本館1階ミュージアムショップで購入も。「はにわぬりえ」や「はにわパズル」などのおもちゃや、子供向けのワークショップも開催される。日本の絵画作品に使われる「岩絵具」を昔ながらの方法で石をくだいて手づくりしたり、岩絵具でお絵描きをすることができる。 刺激から離れて、静かに気持ちを落ち着かせる「カームダウンスペース」や、「ベビーエリア」「ベビーケアルーム(授乳・おむつ替えスペース)」も完備。会期中の土曜日・日曜日には、託児サービス(有料・事前予約制・定員あり)も実施される。 東洋館別棟 1 階のホテルオークラレストラン ゆりの木では、会期中は小学生以下向けメニューとして「お子さま古墳カレー」が登場。「とーはく古墳」をイメージしたカレーライスに、「埴輪 踊る人々」をモチーフにしたウィンナーとパイが顔をのぞかせる。 子供から大人まですべての世代が文化財に親しむことができる博物館を目指す東京国立博物館。これまでにも「トーハクキッズデー」や、学生向けのワークショップなど、様々な来館者層に向けた企画を実施してきた。「あそびば☺とーはく!」で子供と一緒に東京国立博物館を楽しみたい。
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