10歳の息子にずっと欲しがっていた「スマホ」を買い与えて1ヶ月…。夫から「携帯電話の請求が5倍になってる!」との連絡が!一体何が起こったのでしょうか…?
大人の知らない間に子どもが高額課金をしてしまうトラブルが増加中!
また、保護者が感じる不安の上位には、「アプリやゲームの購入・課金等により、多額の請求が届かないか」といった内容も含まれました。実際に、独立行政法人国民生活センターでは同様のトラブルで問い合わせが届いており、「未成年者が親の同意を得ずに契約した場合、民法で定められた『未成年者取消権』によってその契約を取り消すことができます。」と回答しています。 ただし、すべての事例に対して未成年者取消権が有効であるとは限りません。例えば、操作をしたのが子どもであったとしても、保護者のアカウントを通じて課金された場合は取り消しが認められないケースもあるようです。もしも事実確認が取れず課金取り消しができない場合は、弁護士に相談することでサービス提供会社との交渉や事実確認などを代行してもらう、という選択肢もあります。 このようなトラブルを未然に防ぐため、スマホを買い与える前にまずはルールの取り決めをしたり、課金額を制限する機能を利用したりするなど、準備を整えておくと安心です。
まとめ
「デジタルネイティブ世代」ともいわれる現代の未成年者は、幼いころから当たり前のようにスマホやタブレット、さらにはインターネットの世界が身近にある世界で日々を過ごしています。だからこそ、正しい使い方や付き合い方ができるよう事前に保護者と子ども本人が相談し、納得した上でスマホの使い方を共有しておきましょう。 出典 東京都生活文化スポーツ局 令和6年度 家庭における青少年のスマートフォン等の利用等に関する調査 株式会社ALL CONNECT 全国の20代~80代男女100名に聞いた『子供の携帯・スマホデビューに関する意識調査』 株式会社KG情報 【2023年最新】子どものスマホはいつから?ルールは?小学生・中学生・高校生のパパママにアンケート! 独立行政法人国民生活センター 未成年の子どもがスマホゲームで高額課金してしまった! 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部