町田が新加入の中山雄太の先制点を皮切りに磐田に4発快勝!広島が敵地で名古屋を下して5連勝で首位を猛追! | 8月17日結果まとめ | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】17日、明治安田J1リーグ第27節、J2リーグ第27節、J3リーグ第24節の計28試合が行われた。 ●【動画】北海道コンサドーレ札幌×サガン鳥栖|ハイライト
J1は9試合が行われた。 3試合勝ちなしと足踏みが続くFC町田ゼルビアは、ホームで前回対戦で敗れているジュビロ磐田と対戦した。試合は4分、加入後いきなりセンターバックで初先発を飾ったDF中山雄太がCKを頭で沈めてリードすると、29分にはFWエリキ、前半アディショナルタイムにはFW藤本一輝のゴールで前半だけで勝負の行方を決定づける。 後半からMF古川陽介とFW渡邉りょうを投入した磐田に立ち上がりこそ押し込まれたが、58分にハンドで得たPKをFW藤尾翔太が沈めて勝負あり。最後までアウェイチームにつけ入る隙を与えずに、4試合ぶりの勝利を飾っている。 そんな首位を猛追しているのがサンフレッチェ広島だ。名古屋グランパスの敵地へ乗り込んだ一戦は、前半をスコアレスで折り返すと、後半立ち上がりにDF荒木隼人のゴールでリード。55分にはFW加藤陸次樹が追加点を奪い、試合を優位に進める。試合終盤にFWキャスパー・ユンカーのゴールで名古屋に1点を返されたが、このまま逃げ切りに成功。広島が5連勝で2位へと順位を上げている。 浦和レッズをホームに迎えた鹿島アントラーズは、前半こそサイドを起点に攻め込んだが、後半は浦和の素早いプレッシャーに苦しんでスコアレスドローと足踏み。ヴィッセル神戸とガンバ大阪の上位対決は、神戸が前半終了間際にFW大迫勇也のゴールで先制すれば、G大阪も56分、FW宇佐美貴史のゴールで同点。互いにエースが仕事をする中、84分にFW宮代大聖のゴールで再び神戸が勝ち越したが、試合終了間際にDF中谷進之介のゴールが生まれ、アウェイチームが意地を見せた。互いに勝ち点1を分け合うドローに終わっている。 リーグ戦では8試合負けなしと復調を見せていた川崎フロンターレはホームに横浜F・マリノスを迎えたが、58分にFWアンデルソン・ロペスにPKを沈められてリードを許すと、その2分後にはFW西村拓真に復帰後初ゴールを許して2点差に。79分にはDF畠中槙之輔にダメ押し弾を許し、FWエリソンのゴールで一矢報いたが、9試合ぶりの黒星を喫している。 その他、京都サンガF.C.がFWラファエル・エリアスのハットトリックの活躍で大量5ゴールでセレッソ大阪を下し、湘南ベルマーレを下した柏レイソルとアビスパ福岡を撃破したアルビレックス新潟がそれぞれ敵地で勝利を飾っている。 9試合が行われたJ2。清水エスパルスが外国籍選手の3ゴールでヴァンフォーレ甲府との富士山ダービーで快勝して首位を堅持。横浜FCは、前半終了間際にザスパ群馬に追いつかれたものの、後半にMFユーリ・ララのゴールで勝ち越して負けなしを13試合に伸ばした。一方でV・ファーレン長崎がモンテディオ山形との撃ち合いに敗れて昇格争いから一歩後退。ベガルタ仙台がMF郷家友太のゴールを逃げ切ってリーグ再開後、3連勝と勢いに乗っている。ファジアーノ岡山は今節も勝ち切れずに4試合連続ドローと足踏み。いわきFCが後半立て続けに3ゴールを奪い、ジェフユナイテッド千葉を下してプレーオフ圏まで勝ち点「1」差に迫っている。 3週間ぶりにリーグが再開したJ3では、全10試合が開催。首位の大宮アルディージャが新戦力のFWオリオラ・サンデーの2ゴールでツエーゲン金沢との上位対決を制したほか、アスルクラロ沼津が最下位のいわてグルージャ盛岡から3ゴールを奪う快勝で3連勝を飾り、昇格圏の2位へと浮上している。一方でFC今治は、後半に追いついたものの、勝ち切ることはできずに連勝が「5」でストップ。ギラヴァンツ北九州とカターレ富山の好調同士の一戦は、FW永井龍とMF藤原健介のゴールで勝ち切った北九州に軍配が上がり、リーグ戦12試合負けなしとしている。 ■8月17日開催 結果 ・J1第27節: 鹿島 0-0 浦和 町田 4-0 磐田 FC東京 0-0 東京V 川崎F 1-3 横浜FM 湘南 1-2 柏 名古屋 1-2 広島 C大阪 3-5 京都 神戸 2-2 G大阪 福岡 0-1 新潟 ・J2第27節: 清水 3-0 甲府 仙台 1-0 鹿児島 山形 4-2 長崎 栃木 0-0 秋田 群馬 1-2 横浜FC 千葉 0-3 いわき 藤枝 3-0 山口 徳島 1-1 岡山 熊本 0-1 水戸 ・J3第24節: 八戸 4-1 岐阜 岩手 0-3 沼津 福島 0-1 琉球 YS横浜 1-2 讃岐 長野 3-1 宮崎 北九州 2-0 富山 大宮 2-0 金沢 松本 3-2 相模原 鳥取 2-1 奈良 今治 1-1 FC大阪