「離れたくなんかない」 渦中のブルーノがユナイテッド愛を語る…一方でクラブとの野心一致も求む
ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスがマンチェスター・ユナイテッド愛を口にした。イギリス『BBC』が報じている。 2020年1月にスポルティングCPから加わってからというもの、今季から主将の大役も託され、すっかりとチームの中心と化すブルーノ。今季も公式戦47試合で15得点12アシストでチームを引っ張る。 ただ、今季のユナイテッドはプレミアリーグでクラブワーストの8位に終わったりと失意のシーズンとなり、新たに就任したジム・ラトクリフ共同オーナーのもと、この夏に大きく動くと推察される。 その流れでブルーノの将来にもオファー次第で移籍の可能性が取り沙汰され、いくつかの発言でも不透明感が漂うが、『the Players' Tribune』でユナイテッドに対する愛着を語った。 「僕は世界中のどこよりもオールド・トラッフォードに足を踏み入れるのを愛している。離れたくなんかない。これ(ユナイテッドでのプレー)は僕にとって、常に究極の夢なんだ」 そのなかで、「とにかく自分とクラブが求めるものを一致させたいだけだ」と今のユナイテッドが目指すものと自身が抱く野心をすり合わせる必要性も説いた。 「どんなファンと話をしても、口を揃えて言うだろうけど、リーグ戦で争ったり、チャンピオンズリーグでプレーしたり、カップ戦のファイナルに辿り着きたい。それこそが僕らのスタンダードだ」 また、FAカップこそ決勝に進出したが、上述したプレミアリーグの結果も含めた今季にも「もどかしいよ。誰もがそう感じているんじゃないかな? それが今季を表す唯一の言葉だ」と述べた。 「僕に聞こうが、ファンに聞こうが、同じことを言うだろうね。大一番に勝った瞬間は何度もあったし、これをベースにしていくぞって感じだったけど、そうならなかった」
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