マンUからの関心が噂されるオランダ代表DFダンフリース…インテルとの契約延長が目前に?
オランダ代表DFデンゼル・ダンフリースが、所属するインテルとの契約延長に迫っているようだ。28日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。 現在28歳のダンフリースは、2014年夏にスパルタ・ロッテルダムの下部組織へと加入し、1年後にトップチーム昇格を果たした。同クラブで主力選手に成長すると、ヘーレンフェーンとPSVでのプレーを経て、2021年夏にインテルへ完全移籍。加入当初こそ途中出場が続いたものの、「3-5-2」のシステムを敷くシモーネ・インザーギ監督の下では右ウイングバック(WB)として輝きを放ち、2023-2024シーズンは公式戦36試合出場4ゴール5アシストをマークした。 今夏にドイツで開催されたEURO2024では、オランダ代表の一員として5試合に出場し、母国のベスト4進出に大きく貢献したダンフリース。そんな同選手への関心が伝えられるのがマンチェスター・ユナイテッドだ。2023-2024シーズンのプレミアリーグをクラブ史上ワースト記録となる8位でフィニッシュした“赤い悪魔”は、敗戦数と総失点数で過去最低の数字を記録したことから今夏に守備陣の立て直しへと動いており、イングランド代表アーロン・ワン・ビサカとのトレードも検討しながら、インテルとダンフリースの獲得交渉を進めていると報じられていた。 しかし同紙は、ダンフリースが残り1年となったインテルとの契約を2028年まで延長することで大筋合意に達したと主張。給与の問題から今夏での退団が有力視されていたが、年俸400万ユーロ(約6億7000万円)の新契約を締結する見通しだという。なお、正式なサインはダンフリースが休暇から戻った8月初旬となる模様。一方で、マンチェスター・ユナイテッドがいまだ同選手の獲得を諦めていないとも指摘している。
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