みきママ「東大に受かった長男の6年間のお弁当には、頭がよくなる栄養素を3つ必ず入れていた」「置きお菓子でなく置きおにぎりを!」現在は管理栄養士勉強中、食でパワフルさをキープする秘訣とは?
栄養素の話は子どもにもするべき!
――これらの栄養素の話はお子さんにもするんですか? 【みきママ】 「めっちゃします。言わないと伝わらないし、口に合わないものはお弁当を残してくるんです。でもしつこく伝えるうちに子どもにも伝わって、今では帰ってきて「ヨーグルト作ってもらっていい? ちょっとイライラしてるから」って言うようになりました(笑)」 ほかにも、食生活についてこんなアドレスをすることも。 【みきママ】「コンビニに行ったら、家に帰ってから野菜をたくさん食べて補ってねって伝えています。揚げ物とジュースをよく買うみたいで、買ってもいいけど週に1回にしてほしいって。糖質は血管を傷つけると言われていて、うちの子はアトピーがあるのもあって、飲んだり食べたりすると肌に出るんです。ラーメンも大好きで、ベッタベタのラーメンを食べてくるんですけど、それも週一ねって言って、家に帰ってきたらデトックスできるような手作りトマトジュースなどを飲んでもらうようにしています。 子どもの顔を見たら調子がすぐにわかるから、「ニキビだらけになってるよ、ラーメン食べすぎじゃない?」って言うことも。子どもにもかっこよくいたいって気持ちがあるから、ニキビが出ているときは特に、普段以上にご飯をちゃんと食べてくれますね」 子ども自身も栄養素を知ることで、「これを食べているから大丈夫」と自信にもなるよう。イライラしているときは”カルシウムを食べると落ち着ける”など自分で解決方法を知っているのも、生きる上で強みになるだろうなぁと感じます。
子どもはご飯のときによくしゃべる!だからご飯は絶対に作ります
この夏には長男と一緒にキッチンカーの出店に挑戦するなど、みきママ家は親子の仲睦まじい関係性も話題です。 ――仲良くいられる秘訣はありますか? 【みきママ】「仲が良いって言われますけど、その分喧嘩も激しいんですよ。私も負けたくなくて全力で行くからお互いに全力。 もし蹴られたら蹴り返しますし。自分も高校生の時って荒れてませんでした? モノとか親に当たったりするじゃないですか。やっぱり反抗期もありますしね」 ――ご飯は皆さんで食べますか? 【みきママ】「子どもが一番よくしゃべるのっておいしいごはんを食卓で食べているときですよね。だからご飯は絶対に作ります。そこしかしゃべらない、集まらないってわかってるから」 ■すぐに作れるよう食材は冷凍庫にストック!&肉調理は片栗粉を味方に ――それでも慌ただしい毎日で大変じゃないですか? 【みきママ】「そうなんです。だから私考えたんですよ。そもそも買い物に行く時間もない。だから一週間分の肉と魚をまとめて買って冷凍庫にがん!って入れるんです。鶏肉も豚肉も本棚みたいに並べて冷凍保存。そうしておくと、長男からの「腹減った、5分後できない?」とか無茶な要望にも応えられるんです」 ――お肉は冷凍するより、買ってきてその日に食べる方がおいしいイメージがありますが… 【みきママ】「そう思うじゃない? でも、それってお肉そのまま焼いてませんか? 冷凍肉は片栗粉をまぶしてから加熱してください。解凍したお肉に片栗粉をまぶしてから焼くと、柔らかく仕上がって、肉汁も閉じ込めてくれます。解凍する時間がなければ、凍ったままで片栗粉をまぶして、加熱してもいいですよ」 ■ 時間がなくてもできるワンパンレシピもおすすめ 【みきママ】「調理時間が短縮できるワンパンレシピもおすすめです。さっき次男のお弁当用にワンパンで和風ハンバーグを作ったんですが、使ったのは安く買える鶏ひき肉。 フライパンに鶏ひき肉を入れたら、玉ねぎの代わりにもやしをそのまま入れて、混ぜながらぽきぽき細かく折ります、玉ねぎのように刻まなくていいからラクなんです。 あとは普通通りパン粉と卵を入れたら捏ねて、丸めて焼いて、タレをからめるだけ。次男は小食で、お弁当よりおにぎりのほうが食べやすいというので、これをおにぎりの具にして、ご飯と一緒に握ってお昼ご飯に持たせています」