みきママ「東大に受かった長男の6年間のお弁当には、頭がよくなる栄養素を3つ必ず入れていた」「置きお菓子でなく置きおにぎりを!」現在は管理栄養士勉強中、食でパワフルさをキープする秘訣とは?
子どもへは“置きお菓子”をやめて“置きおにぎり”にしてみてほしい
今回の本は、主食のご飯に2つのおかずを組み合わせるだけで5大栄養素をとれるように考えられた内容。するとみきママさんから、本に掲載されている料理以外のアイデアが。 【みきママ】 「皆さんお仕事されている方がほとんどだと思いますが、子どもにしている“置きお菓子”をやめて“置きおにぎり”にしてみてほしいんです。 しらすとか前日に残ったお肉のおかずをごはんと握れば、これだけで大切な炭水化物、たんぱく質、ビタミンがとれるんです。それ以外もたらこおにぎり、玉子焼きなど好きな方法で調理した卵おにぎり、あとは鶏肉おにぎりも栄養バランスがよくおすすめ。 おにぎりを置いておくだけで、お腹にたまるからお腹が空かなくなって精神も落ち着きます。これを食べていれば、最悪、夜ご飯を食べなくても大丈夫。それにおにぎりを握っておいておく、これもお母さんからの温かいメッセージになります。食が細い子は、小さなおにぎりでも充分です。
頭がよくなる3つの栄養素を取り入れよう
――先ほどおっしゃっていた頭がよくなる栄養素が気になります 【みきママ】 「基本的にはさっき話した、炭水化物、たんぱく質、ビタミンがそろっていればいいとされています。すると体は回転していくから。 さらに、頭が賢くなるとされる要素は3つあって、これは私が自身で勉強したうえで、信じてやっているものです。 1つ目は頭の回転を良くすると言われる「カルシウム」。これはシラスやチーズに入っている栄養素。取り入れるのはそんな難しくないですよね。私も冷蔵庫にいつも入れています。魚なら鯖などなるべく青魚を。面倒ならスーパーの人にさばいてもらって、照り焼きにしてもいいです。 2つ目は記憶力がアップする食材とされる「レシチン」。卵と大豆に入っていて、もちろん納豆でもいいので、大人でも物忘れが気になったら食べるといいと思います。あとはヨーグルトにきなこを入れても。私も次男のお弁当にしつこいくらい、ヨーグルトにきなこをかけて入れています。きなこがヨーグルトの汁気を吸って汁漏れしなくなるのでおすすめです。 最後は集中力が高まると言われている「ビタミンC」。フルーツに含まれるのでみかんでいいんです。毎日食べることが大事で、そうすると精神が落ち着くとされています。子どもがイライラして帰ってきたら、しずかーにフルーツを出してあげましょう(笑)。