体操の内村航平が引退会見(全文2)オリンピックは自分を証明できる場所だった
自分の体が動くまでは体操を研究したい
毎日新聞:で、その競技者じゃなくて演技者としてっていう中では、今までずっとおっしゃっていたような、自分の体操の理想の追求とか、そういった部分っていうのは、じゃあその、まだイメージとしては演技者としてこのあとも続いてくようなイメージでしょうか。 内村:そうですね。その3月のイベントといいますか、引退試合、演技会、エキシビションみたいな形になるので、それを、それは終わりでもあるし、始まりでもあると思うので、演技を見せれる場っていうのを今後つくってもいいですし。そうすると気持ちも楽にできるので、現役の選手を呼んで、現役の選手が来てくれるかは分からないですけど、リラックスした状態で見せる演技っていうのも、なんかいつもとはひと味違って、すごみとかが見えるのかなっていうのも思ったりするので。 でも、そういうこともやっていきたいんですけど、僕としては、自分の体が動くまでは、体操を研究したいっていう気持ちが強くて。やっぱり、技術を研究したいっていうのと、やっぱり体操の技のやり方っていうのには答えがないので、答えがない中でも、やっぱり理想のやり方とかがあるので、一番効率のいいやり方を見つけたりなど、ルールもオリンピックごとに新しくなっていくので、そういった中で、流行の技など、こういうことはやっていったほうがいい技とかっていうのを研究したいなっていうのは思っています。 司会:はい。ありがとうございます。ほかにご質問はございますか。そしたら、一番前の女性の方ですね。 【書き起こし】体操の内村航平が引退会見 全文3に続く