織田裕二「あなた以上にすごい日本人はいないんだから堂々と」サニブラウンらは“フルスタジアム”願う【東京2025世界陸上】
一同:(笑) サニブラウン:辞めます? 織田:だから、アンバサダーは息抜きだと思ってください。そのくらい楽しんでほしい。というのは、すごいプレッシャーを感じちゃうんだけど、あなた以上にすごい日本人はいないんだから堂々としていていいんだよって。 サニブラウン:いつもそうです。 織田:そうだよね、サニは全く問題ないと思う(笑)観客の立場から見ると、生で観る世界陸上ってテレビで見るのとはもう全く違う。3つ同時でやっているんだよ。全部の種目を見るのが難しい、本当カオス!僕が勝手に熱く語っていますけど、皆さんなにかあります?(笑) 田中:でも、アンバサダーになって勝手に「頑張らないと」って・・・ 織田:頑張らなくていい。 田中:(笑)選手として楽しめたらいいなって。 織田:小さいころに感じた“楽しい”という瞬間を観客に伝えてあげられたらそれでいいと思う。 北口:私はプレッシャーとか今まだ何も感じていなくて。 織田:一番感じているんじゃないかなって思ってた。感じなきゃいけないんじゃないんだよ。感じちゃうんじゃないかって。世界一になって、もうそれ以上ないんだから。 北口:でも、なんかダイヤモンドリーグ(世界最高峰の陸上競技ツアー)で紹介されるときに、世界チャンピオン、五輪チャンピオンって言われて、その時に「そういえばそうだったな」くらいの感じで出ているんで。あまり気にしていないです、タイトルが付いたからと言って。 織田:なるほど。次の目標ってどう考えているの? 北口:一番近くではアジア記録、あと40センチ…何だったかな? ※アジア記録:2019年呂會會(35、中国)の67m98。北口のベストは67m38 織田:自分の記録に40センチ足せばいいんじゃないの? 北口:いや、適当に40センチって言ってます。でも67mちょっとくらいだったと思う。自分の記録も覚えてられないんです(笑) 織田:今の会話で北口さんの強さがわかりました。記録があと何センチとかそのくらいでいいんですよ、すぐに私が抜くからってくらいの心構えで。どうですか橋岡選手。