織田裕二「あなた以上にすごい日本人はいないんだから堂々と」サニブラウンらは“フルスタジアム”願う【東京2025世界陸上】
織田:マラソンは夏に世界陸上や五輪があって、冬にも大きな大会がいっぱいある。休めないですよね。 田中:先日もベルリンマラソンがありましたし、今は自分だけが大会に出ていないので罪悪感が残っています。 織田:へぇ面白い。ちなみに橋岡選手は? 橋岡優輝選手:僕もこっちの二人(北口・サニブラウン)と同じでグータラです。あとは(サニブラウン)ハキームに呼び出されるので。 織田:飯とか?ちなみに飯ってお酒は飲むの? 橋岡:飲みますけど、付き合い程度ですね。 サニブラウン:飲もうと思えば飲めますけど、そんなに自分から「お酒飲みに行くぞー」はないですね。 織田:北口さんも田中さんも飲みます? 北口&田中:はい。 織田:あ、みんな飲めるんだ。じゃあとりあえずお酒を!笑 ■織田裕二からアスリートへ「あなた以上にすごい日本人はいない」 織田:パリ(オリンピック™ )自体の雰囲気もすごくよかったよね。お客さんも陸上の楽しみ方をわかっていると言うか。途中ご飯買いに行ったり、お酒飲みながら見たり。 北口:ずっと盛り上がっている状態が続くのがすごかったですね。本当に朝から晩まで。 大盛り上がりを見せたパリ五輪。その熱がいよいよ東京にもやって来る。アンバサダーとして目指すのは全日程会場を埋める、”9日間フルスタジアム”だ。 織田:そんな大会になったらいいよね、東京世界陸上も。固い感じにならず軽い気持ちで出入りできるくらいの。そういうのも俺は好きなんだよね。 サニブラウン:近く通って「お、なんかやってるな」って感じで楽しむのがちょうどいいかもしれないですね。 織田:色んな競技の人が集まる五輪は4年に1回のお祭り、世界陸上は2年に1回の真剣勝負って、僕は分けているんですよ。最初は世界陸上も4年に1回だったけど、それだと一番のピークが合わない選手もいるから2年に1回、真のチャンピオン決めようよっていうのがそもそもの成り立ちだし、僕の中で世界陸上は”真のチャンピオン”を決める大会。それで東京大会は34年ぶり、今回を逃すと選手として迎える東京大会はもう二度とないじゃない。大阪大会(2007年)は、選手たちが終わった後にあまりいい表情をしていなかったのを覚えているんですよ。日本代表ってことを背負ってしまって、みんなプレッシャーにやられていつも以上に良いパフォーマンスができていなかったと感じた。それと同じことをみんなには繰り返してほしくない。だから、アンバサダー辞めましょう(笑)