「3年A組」でドラマデビューの新人女優、新條由芽
芸能界デビューから1年足らず、昨年二十歳を迎えた新人女優、新條由芽の人気が静かに、しかし確実に、盛り上がり始めている。森永製菓「おいしくモグモグたべるチョコ」などのCMや「週刊プレイボーイ」アドボードで注目を集め始め、今回ドラマ初出演も果たした。高校の1クラスが教師によって人質に取られるというスリリングな設定で話題のドラマ、菅田将暉主演「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(日本テレビ系、日曜22時30分)に金沢玲央役で出演中の新條に聞いた。 【写真特集】「3年A組」芸能界デビュー1年未満の新條由芽
フリーモデルから芸能界へ インドア派だった少女が…
「『3年A組』で初めてドラマに出させていただいたのですが、CMなど映像でしゃべったりするのは本当に初めてのことばっかりで新鮮です。写真は、デビュー前にフリーでモデル活動をしていたので経験があるのですが、映像のお仕事ではスタッフさんも多く、現場で経験させていただいています」 初々しい笑顔だ。モデル活動で写真と関わったことも、いまの自分にフィードバックされているよう。 「高校生からモデルを始めたんですが、もともと小さい頃から写真を撮られることがすごく好きで、カメラを向けられるとノリノリでポーズをしちゃう子でした。モデル活動をしてからは撮るほうにも興味が湧いて、趣味としてデジタル一眼やフィルムカメラで風景や人物を撮っています。友達と撮り合いっこしたり、楽しんでいます」
公式プロフィールを見ると、特技に着物の着付け、百人一首、ピアノ、資格に茶道裏千家上級、書道成人の部中等部師範免許とある。お稽古事が多いが、地元群馬でどのような少女時代を過ごしていたのだろうか。 「茶道は中学、高校の6年間ずっと続けてきたことで、大学に入ってからも続けています。少女時代は活発な感じではなく、どちらかというとインドアでしたね」 外に行くときは、友達と映画やショッピングを楽しむことが多かったという。 「群馬で遊ぶ場所ってなると限られていて……。友達と『気になるね』って興味を持った映画はだいたい観ていました。日本の映画が多いのですが、洋画も観ていて、『グレイテスト・ショーマン』はすごく面白かったです」