「3年A組」でドラマデビューの新人女優、新條由芽
同世代の多い撮影現場は和気あいあい
「3年A組」では高校生役だが、制服姿も違和感がない。生徒役は永野芽郁、今田美桜、川栄李奈、上白石萌歌、片寄涼太、福原遥、大原優乃、今井悠貴ら若手俳優たちのバラエティーに富む顔ぶれも見どころで、その中に新條もいる。永野の列の一番後ろ、髪をおさげにした美少女だ。 「同世代の方が多いので、休憩中はみんな和気あいあいとしています。中でも若林薫ちゃん、森七菜ちゃんとはすごく仲良くさせていただいています。あと、大原優乃ちゃんが演じている佑香という子が、私が演じている玲央と仲良しな役なので、優乃ちゃんとも仲良くさせていただいています。でも撮影が始まると、人質として監禁されている状態なのでピリッとした空気が流れます」 もしいまフリーな時間があれば、温泉に行きたいと笑う。 「群馬には草津温泉とか伊香保温泉とかあるのですが、冬のうちに1回は温泉入りたいなと思っています。自分で運転するのですが、以前にも友達と伊香保温泉に行って、足湯に浸かって日帰りしたりしていました」 プライベートの話になると、食べ物の話題が出て、オムライスとチーズフォンデュが好きだという。とくにチーズは大好物だそうだ。 「チーズがかかっているものは、ほとんど全部好きです(笑)。あまり得意ではないのですが、二十歳になったこともあり、自分で料理も作っていかないとって思っていて、焼いたり、煮たり、簡単に作れるものから始めて頑張っています。ひき肉と野菜を入れて、焼き肉のたれをかけて炒めたり……(笑)。そんなレベルですが、これから凝った料理ができるように頑張りたいなと思っています」
3年A組から成長していく姿みて欲しい
これから女優としての活動が楽しみな新條だが、昨年、事務所の先輩で人気女優の吉岡里帆と「週刊プレイボーイ」の創刊52周年記念アドボードに起用され、都内と横浜市内の計22ヵ所に掲出、話題を呼んだ。 「アドボード撮影のときはすごく緊張しましたが、吉岡さんは私のことを気にかけてくださって。吉岡さん主演のドラマに店員役で出させていただいたときも、スタッフさんやキャストさんへの気配りがすごく、尊敬しています。私も見倣いたいなって思っています」 女優デビューした今年はスタートラインとなりそうだ。 「私自身どんどん成長して、まだ自分も知らない自分自身を引き出していければと思います。演技を通して、自分にこういう一面もあったんだって気付ける年にして行きたいですね。『3年A組』から成長していく私を観て欲しいなって思います」 (取材・文・写真:志和浩司)