【40代・50代におすすめ温泉】おひとりさまで楽しむ♡愛媛県「道後温泉」の公衆浴場巡り
温泉ソムリエの資格を持つライター・ミホ&ミワが、OurAge読者に行ってほしい全国の温泉をご紹介。前回はミワさんが、全館営業を再開したばかりの道後温泉本館にかけつけ、そのすばらしさをレポート。今回は道後温泉3大公衆浴場の残りの2つ、「椿の湯」と「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」をひとりで湯巡りする!
道後温泉に行ったら、3つの公衆浴場をコンプリートすべし!
ミワ 道後温泉というと、純和風の建物、威風堂々とした唐破風(からはふ)が出迎えてくる正面玄関が目印の本館、をイメージするでしょ。 ミホ そうね。道後温泉の公衆浴場といったら本館を指すのだと思っていたわ。 ミワ もちろん本館もそのひとつなんだけど、道後温泉にはほかにも2つ、合わせて3つの公衆浴場があるのよ。 ミホ へ~、そうなの? お湯はそれぞれ違うのかしら? ミワ いいえ。3館とも共通して、肌に優しい美人の湯と呼ばれるアルカリ性単純泉。前回もお話したけれど、道後温泉は松山市が管理している約20度から55度の湯温の異なる18本の源泉から42度の適温になるようにブレンドしているお湯。まず、市民のための公衆浴場にそのお湯が分配されるから、3つのどこのお湯でも加温・加水なし、源泉かけ流しの極上の湯が味わえるわよ。 ミホ あらそうなのね。でも、だったら、道後温泉本館だけ行けばいいのでは? ミワ ミホさん、その考え方がもったいないのよ! 多くの観光客がそう考えてしまうんだけど、お湯は同じでもそれぞれ雰囲気が違うの。ぜひ、3つすべての温泉に行っていただきたいわ。 ミホ それでミワさんは3館を館を周遊できるチケットを購入したのね。 ミワ 道後温泉本館と道後温泉別館 「飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」は、大広間や個室の休憩室を使えるプランも魅力なんだけど…。とりあえず3つの温泉が気になったから、湯巡りするために3館周湯チケットを買ったの。有効期限は発行日を含めた2日間で、それぞれ1回ずつ入浴することができるの。大人は1,400円で、通常の2割引きなんですって。 ミホ それはお得ね! ミワ でしょ? まずは気軽に銭湯気分で地元の人に愛されている「椿の湯」をご紹介するわ。