住宅街でじっとして動かない老犬を保護「ノミだらけで毛はボサボサ、目が見えず歩けない」迷い犬?捨てられた?老夫婦がお世話に奮闘
「昨日、夫に車で歯医者に向かう途中の住宅街で頭を地面に付けてじっとしている犬を車の中から見かけました。気になり夫に帰りに保護して病院&警察等に連絡を頼み、1日検査のために入院し、色々あって今日うちに来ました。推定年齢15歳、ノミだらけ、毛はボサボサ、目は見えず、歩けません。」 【写真】ご飯はちゃんと食べられる犬さん 住宅街でじっとして動かない老犬を保護したことを、マダム・デコさん(@vega646464)がX(旧Twitter)に報告。老犬はノミだらけで毛はボサボサ…目は見えず、歩けなかったといいます。 「歯医者に行くため、夫に車で送ってもらう途中、住宅街に顔を地面につけてじっとしている犬を車内から見ました。気になったので、夫に『帰りに保護して病院に連れて行ってほしい』と頼み私は歯医者へ。その後、夫から『病院に来ている、検査のために1日入院させてほしいと頼んだ』と連絡がありました。見つけた場所は山を切り開いた住宅街で少し上に行くと山になるのですが、近所で野良犬を見たことがないので迷い犬かと思っていました」 迷い犬だと思ったというマダムさん。その日のうちに動物管理センターや警察に連絡したとのこと。翌日には入院をしていた老犬を旦那さんが迎えに行き、自宅の玄関床に仮住まいを作りました。そして、アンジィ(アン爺)と仮の名前を付けたそうです。 「アンジィの推定年齢は、15歳くらい。病院の診断によると、目は見えておらず、耳も聞こえていないかもとのことでした。ノミだらけで、毛もガサガサ、臭いもすごかったです。ヨロヨロで歩くことは難しいと言われましたが、少しは立って動けるようで。でもほとんど横になっています」
推定15歳の老犬、ヨロヨロで歩くことが難しい…「脳に障害が?」
アンジィくんはヨロヨロしながら立ち上がって移動しては横になり…またフードや水をひっくり返したり、おしっこやウンチをした上に寝転んだりしていました。毛布の上に寝かせると、おしっこで毛布がぐっしょり。そこでペットシーツを敷いてみたものの、排せつをしてくれなかったとか。 「動物病院でもペットシーツの上ではしなかったと聞きました。なので、おむつも考えましたが、もう少しこの状態でその都度おしっこは洗い流し、ウンチは取るようにしています。ご飯はよく食べてくれます。でも意思表示がないというか、ほえたり、うなったりもなく、尻尾を振ったりもしません」 アンジィくんの意思表示などがないことに違和感を覚えたというマダムさん。立っていても、頭を前足の間に不自然な形に入れてフラフラしたりすることもあるといいます。 「動物病院で『脳に障害があるかもしれない』とも言われていたので、もしかしたらこの状態がそうなのかも、と思いました。最初に見かけた時も、思えば顔というより頭を地面に付けていたので、不自然に思ったのです。彼の心がどのような状態なのかは計り知れないですが、彼にも子犬の時があり、かわいがられた記憶もあるのでは、と思うと、せめて心安らかにいてほしいと思うばかりです…」