【全日本U-12サッカー】東京ヴェルディ優勝 バディーSCとの延長戦を制す
◇JFA第48回全日本U-12サッカー選手権大会(26~29日、鹿児島) 8人制サッカーの小学生年代の日本一をかけた戦い。決勝戦は東京ヴェルディジュニア(東京)がバディーSC(神奈川)を3-2で破り、優勝を飾りました。 【動画】準決勝 東京ヴェルディジュニア&バディーSCが決勝進出 バディーSCは6試合で16得点無失点。対する東京ヴェルディジュニアには、双子の兄弟である山本大翔選手、山本崇翔選手らが活躍し勝ち上がってきました。 試合は後半に動き出します。後半2分、バディーSCは神宮寺智也選手のクロスに田中譲選手が押し込み先制ゴール。一方の東京ヴェルディジュニアは後半8分、山本大翔選手がドリブルで仕掛けPKを獲得。このPKを山本大翔選手が落ち着いて決め1-1の同点に追いつきます。 そして勢いに乗る東京ヴェルディジュニアは後半10分、今度は山本崇翔選手がドリブルで自ら持ち込み、鮮やかなシュートを決め逆転。山本兄弟のゴールで逆転に成功します。それでも後半終了間際、最後まで諦めないバディーSCが反撃。浅利蓮生選手がファウルで倒されPKを獲得。浅利選手がこのPKを決め、土壇場で追いつき延長戦に突入します。 延長戦で勝ち越したのは東京ヴェルディジュニア。延長前半3分、間璃月選手が巧みな反転からのシュートで決勝ゴール。東京ヴェルディが全国7986チームの頂点に立ちました。 表彰式では、歓喜に沸いた東京ヴェルディジュニア。弟の山本崇翔キャプテンは「チームを僕の点で勝たせたかった。(以前)バディーSCに負けていたので、勝ててよかったです」とコメント。兄の山本大翔選手は、決勝での兄弟ゴールに「最高です!とてもうれしいです」と喜びを語りました。