地味に困る「宅配便の受け取り」。「トイレに行けない」「すれ違い」「宅配ボックスが満杯」というケースも
⚫︎宅配ボックス、置き配のトラブル 対面での受け取りが難しいときに便利なのが「宅配ボックス」や「置き配」の利用ですが、ときには以下のようなトラブルが起こることも。 「不在にすることが多いので基本宅配ボックス指定しているが、商品の大きさに対して包装が過剰に大きくてボックスに入らない荷物がよくあり(特にAmazon)予定通り受け取れないことがある」(39歳男性/その他) 「宅配ボックスに入るつもりで安心していたら、宅配ボックスがいっぱいで業者が持ち帰ってしまった」(59歳男性/その他) 「宅配ボックスの指定をしていないのにいれて帰る業者がいた。家にいるのに気づかず来ないなーと待っていた」(57歳女性/その他) 「勝手に置き配されると困る」(65歳男性/研究・開発) 「荷物によっては置き配ができないこと」(62歳女性/主婦) 「置き配を頼んだのにも関わらず呼びベルを鳴らしてくる方がいること」(48歳男性/コンピュータ関連以外の技術職) 「マンションがわかりにくい構造で、よく上の階の部屋に間違って置き配される」(60歳女性/金融関係) 宅配ボックスの容量不足や置き配の不具合は、利用者の増加、配送業者の人手不足といった背景がうかがえます。再配達の依頼を申し訳なく感じている人も多く、これらは今後の課題とも言えそうです。また、不在時でも確実に受け取りが可能な置き配は便利ですが、盗難や誤配などのリスクも考慮する必要があります。 ⚫︎受取り期限が過ぎてしまった 自宅での受け取りが難しい場合は、指定したコンビニなどで荷物を受け取ることが可能なサービスもありますが、受け取り期間が限られているため、間に合わなかった経験がある人もいました。 「Amazonのコンビニ受け取りの受取期間が7日間から3日間に減ったのを知らなくて返されてしまったこと」(50歳女性/デザイン関係) 「たまにコンビニへの到着が遅れて、取りに行くまでの猶予がほとんどないケースがある」(44歳男性/学生・フリーター) いつでも行けるからと先延ばしにしてしまったり、想定より受け取り期間が短くなってしまったなどのケースもありました。