大阪府・吉村知事が定例会見9月16日(全文4完)菅総理誕生は大阪にとってプラス
井上氏の万博相就任は大阪自民への配慮か
毎日放送:毎日放送、柳瀬です。すいません、公務のほうと少しかぶってしまうところもあるんですが、万博の大臣が、井上さんがもうすぐ正式に決まる予定だとは思うんですけれども、井上さん、東京の選出の議員だというふうなことで、万博っていうのはこれから大阪が取り組んでいくことだとは思うので、報道ではいわれていますが、維新の会と菅さんが近いということもあって、大阪の自民党っていうのは都構想に反対している立場っていうのもあって、そういったところ、配慮等あったのかどうかというのもいわれているんですが、その辺り、吉村さんとしてはどのようにお感じになっていますでしょうか。 吉村:いや、もうこれは菅総理が決められることなので分かりません。菅総理が最も適任と思われた方を選出されるんじゃないのかなと思います。僕からしたら大阪は、松井市長も僕も政治家の中ではちょっと個性豊かなほうですしね。日本の全国の政治家から見たら、なんかこいつら何言い出すねんみたいなことをいつもやっている、ちょっとおかしな政治家の部類に入ると思いますんで。でも万博は成功させようというのをこの間やってきたし、その思いというのは人一倍、誰にも負けないというのはあります。 でも、それでも個性も際立っている中で、東京の選出の国会議員の方が、いわゆる国の、もともと国の、日本万博ですから、そういったキャラが立っている2人だけじゃなくて、東京の国会議員の方が国をまとめて、リーダーシップを発揮していただいて、日本万博として成功させるっていうので、ぜひリーダーシップを発揮してもらいたいと思いますし、僕らもぜひ協力関係を築いて成功させたいと思います。なんで選出されたかは、僕は分からないです。 毎日放送:関西の国会議員とかのほうが良かったんじゃないかなって思ったりすることはないですか。 吉村:いや、それは思いません。日本万博ですから、これは。大阪だけで進めるものでもないですし。名前も大阪・関西万博で、もちろん地元がものすごい、一番大事ですけど、日本万博なんでね。楽しみにしていますよ、この井上大臣、お会いできるのを。若い方ですし、ぜひぐいぐい引っ張っていただきたいなと思いますし、僕らも協力してやっていきたいと思います。ちょっと大阪・関西色がなくていいんじゃないですか。全国的に大阪・関西のイベントなんでしょうって思われるよりは。日本万博ですから。ぜひそこは新大臣に期待したいと思います。