大阪府・吉村知事が定例会見9月16日(全文4完)菅総理誕生は大阪にとってプラス
IRはさらに遅れる可能性があるのか
共同通信:共同通信の副島です。先ほど少しお話にあったIRの関係なんですけれども、以前、松井市長のほうで、半年ぐらい手続きが延長していて、全面開業の時期も1~2年遅れる可能性があるっていう認識があったんですけれども、先ほど知事のご発言であった、今、手続きであるとか準備が中断中っていうのは、さらに遅れる可能性があるという認識なんでしょうか。 吉村:いや、現状では松井市長が言っているのと同じ状況だと思っています。とにかくまずは年内を1つの目標にして、まず国の基本方針が固まらないと事業者は決定できないですし、それが固まってないので、ちょっと国がどうなるかっていう、これは当然あると思います。 それから来年の1月から7月っていうのが基本的な申請期だったと思いますけど、これをどうされるのか、当然新総理の元で、国として判断されると思いますから、それに逆に言ったら僕らが合わせにいく形になるのかなとも思っていますが、現状としては1月から7月というのがあるわけなので、年末というのを1つの基準点には、基準点というか目標数値にはしようと思っていますし、そこに今のところ、変更はないです。
大人数飲み会の制限解除は検討するのか
共同通信:ありがとうございます。あともう1点、あしたのコロナの対策本部会議の件で、基準を変えるということなどはないということなんですけれども、例えば今、呼び掛けでお願いしている大人数での飲み会の制限を解除したりとか、そういう方向での検討はなされているんでしょうか。 吉村:いや、それもあしたの本部会議で議論をすることになるかなというふうには思います。基本的には、今現状としてやはり抑え込めているとは思うんですが、ものすごく少ない、ゼロに近い状態まで抑え込めているわけではないし、感染経路不明の方が50名いらっしゃるということは、これは7月のたぶん上旬、右肩上がりになりかけたときと、数だけで、ピンポイントで見ると近いと思うので、まだそこから上がってくるかも分からないし、だからそういった意味では現状をどう評価して、そして何か新たなことをお願いしたりするものではないだろうなとも思っていますし、今やっているのを解除するかどうかっていうのも、そこで含めて考えたいと思っています。 もともと9月19日までか、措置をお願いしたのは。18日までの措置をお願いしていますので、その間として1回、本部会議を、現状の分析も、それは秋冬の、特に医療体制、検査体制に向けての検討っていうのは、論点整理はちょっとしておきたいなとは思いますし、18日まで設定しているので本部会議はやっぱり実行すると、したほうがいいのかなと思うので開催をします。 1つの考え方としては、今非常にそういう意味で現状維持なんで、現状から会議をする必要性も、ちょっと感じるところはあるんですけど、皆さんがいつも見ているような、本部会議でいろんなことが新たに決まるというような会議に次はならないんじゃないのかなというふうには思っています。ただ、18日で設定しているので、ちょっとそこは現状の確認と論点整理と、そういったことはやろうかなと、やりたいと思っています。 司会:ほかにご質問ございますか。よろしいでしょうか。それではこれで終了させていただきます。ありがとうございました。 読売新聞:本日、政務のご質問をされる方はいらっしゃいますでしょうか。