菅政権誕生をどう受け止める

読売新聞：ほかにありますでしょうか。すいません、私からちょっと1問お願いしたいんですけども、菅首相なんですけども、維新の一丁目一番地の大阪都構想についても前向きな発言をこれまでもされていますけども、維新の重要政策を進める上での菅政権の誕生をどう受け止めていらっしゃるかについてお願いします。 吉村：やはり規制改革、そして既得権益打破と、完全に僕らが目指しているのと非常に近いですし、でも地方政府で、大阪でやろうとしてなかなか行き詰まって、国と協力関係にないとできないっていうこともやっぱりたくさんあるので、かつてもそういうのはたくさんありましたからね。そこは地方分権であったり都構想のことであったり、大阪が進める改革にご理解いただける菅総理がなられたということは大阪にとってものすごく大きなプラスだと思います。 　特に、やっぱり松井市長と菅総理の関係っていうのは、僕がはたから見ててもすごい強力な信頼関係もありますから。政治の世界ってやっぱり人間関係も重要ですんでね。やっぱりそういった松井市長と菅総理の人間関係というのも強固なものがあるのは、これはもう事実だし、あとは基本的な考え方として改革を進めていこうということについてご理解いただけていると思うので、大阪が進むべき方向性で、どうしても国の壁がぶち当たったときには、いろんな協力もしながら大阪の改革はよりいっそう進んでいくと僕は思っています。 読売新聞：ありがとうございます。ほかはありませんか。いいですかね。それではこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。 （完）【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見9月16日