【香川県・2024年版】秋の絶景・風物詩10選。日本三名園にも劣らない栗林公園の紅葉
◆オリーブの収穫
1917年に日本初の産業用オリーブの発祥地となった「小豆島」。現在「小豆島オリーブ園」では20品種のオリーブを栽培しており、毎年9月末から10月末にかけて果実の収穫が行われる。 収穫時期になると、品種によってオリーブの実が緑や橙、赤紫などの色に染まり、畑は多彩な色が織り交ぜられた美しい風景に。 小豆島ではほとんどが手摘みがあり、収穫したオリーブは渋抜きし、塩水に漬けたものが新漬けとして10月中旬から販売される。収穫時期にしか手に入らない塩漬けは、この時期の人気商品である。 11月からはオリーブオイル用の実の収穫も開始。小豆島のオリーブオイルは若葉を思わせるしっかりとした香りが感じられる。 見ごろの時期:9月末~11月 オリーブの収穫(おりーぶのしゅうかく) 所在地 香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1
◆塩江温泉
塩江温泉は、「高松の奥座敷」として親しまれる県内最古の温泉郷。阿讃山麓の大自然に包まれた山間にあり、岩部八幡神社の大イチョウや不動の滝、内場池といった紅葉の名所が点在している。 塩江温泉郷は、約1,300年前の奈良時代に僧・行基によって発見され、弘法大師空海が湯治の地として伝えたという由緒正しき温泉郷。 自然に囲まれた山中にあり、秋には色づいたイチョウやもみじが紅葉を楽しむことができる。 近くには、自然に囲まれた「高松市塩江美術館」のほか、清流で育てた地物野菜や特産品を取り扱う「観光物産センターしおのえ」や、動物とふれあえる湖畔の「しおのえふじかわ牧場」も。1日中楽しめるエリアだ。 見ごろの時期:11月上中旬 塩江温泉(しおのえおんせん) 所在地 香川県高松市塩江町安原上東
◆寒霞渓の紅葉
日本三大渓谷美のひとつとされる寒霞渓は、瀬戸内海国立公園を代表する景勝地。長い年月によって作り出された奇岩怪石や崖地が織りなす絶景に出会える。 春の山桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の表情を楽しめる場所。崖の先に設置された的を狙うかわらけ投げも楽しい。 秋は渓谷の中を行くロープウェイの車窓から、紅く染まる紅葉美と瀬戸内の海岸美を一度に堪能しよう。山頂には、車でも、ロープウェイでもアクセスできる。 寒霞渓の紅葉(かんかけいのこうよう) 所在地 香川県小豆郡小豆島町神懸通乙327-1