あなたの家の冷蔵庫、「認知症を招く冷蔵庫」かも⁉️病気リスクがわかるチェックリストで診断!
毎日食べたい! 認知症を防ぐOK食材
■ブロッコリー
アブラナ科の野菜には、認知症予防に欠かせない「抗炎症力」「解毒力」「抗酸化力」という3つの力が備わっています。アブラナ科の野菜の中でもとくにおすすめなのはブロッコリーです。ブロッコリーには「イソチオシアネート」という、前述した3つの力に優れている成分が特に豊富に含まれているからです。調理する際に気を付けてほしいのは、野菜をなるべく切り刻んでほしいということ。実は「イソチオシアネート」は、切り刻むことで初めて生まれる成分なのです。 ■ニラ
ニラの特有の香りのもとは「アリイン」「メチイン」という成分。「アリイン」には強い抗酸化力があり、「メチイン」にはピロリ菌増殖抑制作用があります。認知症の患者さんにはピロリ菌感染率が有意に高いこと、ピロリ菌の除菌が認知機能の改善に有効であることは、脳神経系の医学誌ですでに報告されています。ニラは傷みやすく、冷蔵保存できるのは3日ほどです。新鮮なうちに自家製の「冷凍ニラ」にしておきましょう。生のまま細かく切って冷凍すると、アリインとメチインの量が増えます。 ■レモン果汁
認知症の予防や改善には、活性酸素の産生を抑えることが重要です。ビタミンA、C、E、ポリフェノールは、活性酸素から体を守る成分の代表格です。中でもビタミンCの血中濃度が高い人は、認知機能の低下を防げる可能性があるそうです。しかしビタミンCは、摂取が難しい栄養素です。というのは、食品中のビタミンCは水溶性なので、せっかく口にしても、2時間もすれば使われない分は尿になって体外に出てしまうのです。それでは、ビタミンCの血中濃度を高く保つことができません。そこでおすすめなのが、有機レモン果汁です。1日何回かに分けて、こまめに飲み物や食べ物にかけましょう。果汁といっても、いちいち絞る必要はありません。スーパーによくある、ビンに入った有機レモン果汁が手軽です。 本文は『OK食材、NG食材もズバリ! 認知症を防ぐ最高の食べ方』(KADOKAWA)より一部抜粋・編集しています。 メイン画像提供:Adobe Stock