秋のカワハギシーズン突入!肝パン釣って〝肝醤油〟で刺身を食べたい!金沢八景『弁天屋』
今回のテーマはカワハギ!近年の夏の数釣りも楽しいものだが、秋に向け水温低下と共に成長し、絶品の〝肝〟も大きくなっていく。今回は、様々な四季の釣りを提供している金沢八景・弁天屋より出船。今後の展開も探りながらレポートしていく。 【画像】カワハギ用の針は多種多様!どれを選ぶかで釣果も大きく変わってくる!とても重要だ
釣り客の利用も多い金沢八景駅
金沢八景駅は都心からのアクセスも抜群で、駅近くに多くの船宿があり、釣り客に人気のフィッシングスポットとなっている。品川駅からは、京浜急行で45分ほど。駅から徒歩5分程度で船宿街が見えてくる。金沢八景駅も数年前にリニューアルされ、改札も広くなり釣り道具を通過させるのも楽になった。車の場合は、以下を目安にしていただきたい。 【横浜横須賀道路・朝比奈出口】からは県道23号を経由して金沢方面へ。国道16号を左折し、「瀬戸神社前」交差点を右折。 【首都高速湾岸線・幸浦出口】からは国道357号を経由し「金沢柴町」交差点を右折。T字路になっている「帰帆橋」交差点を右折し、「洲崎町」交差点を過ぎ約200m(国道16号手前)。
推奨タックルについて
カワハギのタックルは様々な誘い方、釣り方に合わせた専用の物も多い。物によっては、水深が変わると使い辛くなるようなピンポイント設計の物もあるが、回数を重ねると道具の使い分けも楽しくなり、数本揃えたくなるのもこの釣りの奥深さ。 基本的には1.8~2.1mのカワハギ専用竿がおすすめ。調子は8対2~9対1でオモリは25~30号。胴付き3本針が使われるが、針が設置されている間隔もいくつかパターンがあったりする。針に関してはさらに沢山の種類があり、竿に合わせたセレクトも最近のトレンドとなっている。 こうなると敷居の高さを感じてしまうかもしれないが、目当ての船宿さんに確認して釣り具店で購入するか、船宿によってはオリジナルの竿を販売しているところもあるので、それをチョイスするのもいいだろう。リールは小型両軸リール。道糸は0.8~1号が基準になってくる。
大貫沖の浅い水深で狙う
今回お世話になったのは『弁天屋』。少し早めに到着して宿の皆さまにご挨拶。普段からお世話になっている船宿だが、受け付けをしている女将さんのお客さん対応が分かりやすくて親切なのもありがたい。エキスパートはもちろん、ビギナーやファミリー層にも強くおすすめしたい船宿である。 記者もカワハギ船に乗船して準備を開始。まもなく、エサになる丁度良いサイズのアサリが配られた。午前7時15分に出船し平潟湾から大貫沖を目指す。ポイントまでは約40分。木村定義船長の合図でスタートとなった。 水深は約12mと浅場から狙って行く。左舷ミヨシにいたベテランの内藤さんはキャストして広範囲を探っていく。細かく叩き、誘いを入れ、張った竿先に掛かる力を抜いて喰わせの間をとる。するとアワセが決まりヒット!小型ながらではあるがメインターゲットのカワハギだ。内藤さんは速やかかつ丁寧にリリースしたが、このタイミングで船中で多くのアタリが出始めて幸先の良いスタートを切った。