温泉地で欲しくなる<地元企業製のおみやげ>。温泉オタク会社員「ご当地ものかどうかを知りたいとき、ココを見れば…」
訪れた温泉は約500湯、女ひとりで温泉を巡りまくっているという永井千晴さん。旅行情報誌編集部で働いた経験を活かし、現在は「温泉オタク会社員」としてブログなどで温泉情報を発信しています。その「温泉オタク会社員」こと永井さんが温泉の楽しみ方を紹介する当連載。最終回となる今回のテーマは「温泉地のおみやげの選び方」です。 【書影】永井さんおススメの温泉がこの一冊に!『女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』 * * * * * * * ◆温泉地のおみやげの選び方 私の夫は土産菓子メーカーの元営業です。 各地のおみやげ屋さんに置いている、だんごやクッキーなどを作っていました。 夫曰く、「裏面を見れば、その地域で作られているか、他県の土産菓子メーカーが作っているかがわかる」そう。 これで私も、ご当地のおみやげをきちんと選ぶ技術を身につけてきました。
◆ご当地のおみやげの見分け方 見分け方は超簡単。 裏面に、「製造者」または「販売者」と書かれているうち、「製造者」のほうを買えばいいのです。 製造者が地元(その地域の住所)であれば、作ったのは地域のお菓子メーカーであるということ。 かわって「販売者」は、お菓子を卸した企業が書かれています。 土産菓子メーカーが作ったものを、地域の企業が卸しているだけ。 もちろん、土産菓子メーカーも、地元のフルーツを使って製造していたり、工夫をこらしておいしくしていたりと、すばらしいお菓子が多くあるのですが、見分け方のひとつとして知っておくと、今後とても選びやすくなります。
◆よく買う温泉地のおみやげ ちなみに、私がよく買う温泉地のおみやげは、入浴剤です。 特に、湯の花を販売していたら絶対に買ってしまいます。 家で温泉気分に浸れるなんて、サイコーじゃないでしょうか。 浴感が再現されていなくても、地元企業がそれを作ってくれた心意気が嬉しいのです。 お気に入りは、別府の明礬温泉の湯の花です。 ※本稿は、『女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。
永井千晴
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