吉田鈴や都玲華が出場! JLPGA97期生の一生に一度の戦いが始まる【JLPGA新人戦 加賀電子カップ・直前情報】
横峯さくらや上田桃子、最近では原英莉花や桑木志帆、川﨑春花といったトッププレーヤーが優勝者に名を連ねる「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」。プロテスト合格した新人がNo.1の座を争う試合。今年合格した26名のなかから、米LPGAのQスクールに出場する山口すず夏を除く25名が出場する。QT上位やプロテスト上位合格選手に意気込みを聞いた。 新人女子プロの初々しい「決めポーズ」満載! 加賀電子カップの練習日の様子(撮影/大澤進二)
10月29日~11月1日の日程で開催されたJLPGA最終プロテスト(大洗GC)から約1カ月が経過。その間、ファーストQT、ファイナルQTはあったが、古家翔香(昨年、LPGAティーチングプロの資格でQTに出場し、ツアーへ参戦したため)を除く、24人にはプロとして賞金を獲得できる最初の大会となる。練習日の今日、リラックスした雰囲気のなか、会場となるグレートアイランド倶楽部では22名が練習ラウンドを実施。ラウンド後に話を聞いた。
永田加奈恵(プロテスト19位タイ、QTランク6位)
プロテストでは19位タイとギリギリの通貨となったが、悪天候の中、実施されたファイナルQT最終日に2アンダーでプレーし、6位と順位を上げた永田加奈恵。 「今年最後の大会なので、今年の集大成として最後優勝で終われたらなって思ってます。グレートアイランド倶楽部ははじめてラウンドするのですが、どのコースも、まずはやはりティーショットをフェアウェイに置くことが鍵になると思っていて、それができればチャンスにつけられるホールが多いと思います。 グリーンはアンジュレーションがあり、そういうグリーンできっちりピンにつけていくためにはまず、フェアウェイキープが大事。そこ頑張りたいです。 QTでは上位フィニッシュできましたが、同期のみなさんをすごいうまいと思ってるので、他人を気にせず、自分の出せるものをしっかり出して、今年最後の大会を優勝で終われたら一番いいなと思います」
徳永歩(プロテスト2位タイ、QTランク14位)
プロテストでは2位タイ、QTランクでは14位と同期との争いではどちらも2番目の位置にいる徳永歩。 「このコースは池が絡むホールが結構あって、そこを気をつけないといけないなっていうのがまずあります。また、グリーンの傾斜がきつくて、さらに2段グリーンがあったりで同じ面に乗せないと難しいパッティングが残るので、マネジメントとショット力が求められます。 コースは今年の伊藤園レディスなどをテレビで見ていたくらいで、初めてラウンドしました。テレビで見ていたとおり難しい印象ですが、(プロテスト、QTともに同期との戦いでは2位ということに)やっぱり優勝したいですね」