中村仁美が実感!子供の成長と共に「変わってきたことと今後も変わらないこと」
習い事でも見えてきた「性格の違い」
また、次男の字が汚すぎて入会した書道でも。 行くまでは面倒だ、と乗り気ではなかった次男が、習い始めた初日から、週1回のお楽しみ! というほど、お稽古の日を首を長くして待つほど大好きに! 級もトントン拍子で上がっていき 「すごいね! また3級にあがったよ!」と、私が喜んでいると、 「うん、でも、みんなやっていれば上がるんでしょ?」と、そこはとても冷静。 そして、ある日突然 「お母さん、俺、書道やめたい」 「え? あんなに好きだったのに? どうしたの??」 「うん、俺にはもう書けない。これ以上、自分が思うように書けないから」と。 えー!!? アーティスト?? 段をとってからやめれば? とか、先生も上手って言っていたよ、などなど説得を試みるものの 「でも、行っても意味ないと思うよ。だってもう書けないんだから」と、次男。 まだ始めて1年弱。もう少し続けて、その“書けない”という壁を、親としては乗り越えて欲しかったのですが、すでに辞める以外の選択肢は次男の中にありませんでした。 対する長男は、自分から習いたいと言って始めたピアノを、気が付けば全く練習しない日々。 「これ以上練習しないで通うのは、時間もお月謝ももったいないから辞めようよ。お母さんも毎日練習しなさいって言うの、ストレスだから」 と告げると 「いやだ! 練習するから! 辞めない! お願い!」と、必死な表情で懇願! ……するくせに、全く練習をしない。でた! 長男の得意技、やるやる詐欺です。 恐らく、長男の中で、“習い事を辞めるのはよくない”という考えのもと、“辞めない!”と言っていたのでしょう。 自分がやりたい! ではなく、世間の風を察して……。 それが分かっていたので、本当に辞めていいし、その時間をテニスに回そうよ、と説得し退会。お友達から譲り受けたピアノは、今や三男がシールを貼る程度で、長男は、あれ以来見向きもしません。 辞めたい! というのをどうにか説得し、それでも辞める次男。 辞めたくない! というのを説得し、どうにか辞めさせた長男。 こちらの対応も真逆です。