中村仁美が実感!子供の成長と共に「変わってきたことと今後も変わらないこと」
「子育てのフェーズ」が変わってきた
そして、学校の事でも。 長男は、嫌な事、不安なことがあると、タイミングを見つけて話してくれるので、そういう時はどう対応しようか? どういう心持ちで相手と接した方がいいかな? 事によっては、先生にご連絡する? など解決策を2人で考えることができたのですが……。 次男は、楽しかったこと面白かったことは話してくれるのに、マイナスな感情になったことは話してくれません。 親としてお恥ずかしいのですが、その変化に家でも気付いてあげられず、半年くらいしてからママ友から聞き驚愕! 本人にそれとなく聞いてみると…… 大事になるのが嫌だった、俺が我慢すればいいことだし、と。 「そういう時は、ママや先生にすぐに言ってね。大事にしないように解決することもできるから」 その日は学校を休ませ、先生に連絡すると、勿論先生も初耳! そんな事が数回ありました。 同じ親から生まれた息子3人。 慎重で周囲と自分を常に俯瞰している長男と、頑固で自分だけの世界を持つ次男、未だ何をしていてもただただ可愛いだけの三男。 成長するにつれ、それぞれに違う個性が光りだし、こちらも相変わらず対応に苦慮し続けているのは変わりませんが、子育ては、次のフェーズに入ってきたな、と最近感じています。 これまでは、親主導で動いていましたが、最近は子供主導で動くことが多くなりました。 当然生まれたその日から、彼らの人生は彼らだけのものなのですが、少しでも笑顔あふれる人生を送ってほしいと、勝手にこちらが幸せだろうと思う生き方に寄せるため、ある程度誘導したり、先回りして環境を整えたり……。 長男が中学生になり、そんなこれまでのフェーズは終了。 長男が夢中になれるものが見つかり、今度は彼主導で、こちらが時間と労力をできる限り彼に合わせ、応援する日々へ。 次男も、将来の夢ができたようで、自分に必要なもの、不必要なものを、はっきりと明示してくるようになりました。 仕事のない人生なんて考えられない! と思っていましたが、こうやって、大切な人の夢を横で一緒に応援する日々も、また違う幸福感と充実感が得られることを、遅ればせながら感じています。 大竹家の主導権は息子達へ……。