「あなたの無事が、いちばん大事。」防災グッズを選べるギフトカタログ事業で新しい防災普及の可能性に挑む株式会社KOKUA代表にインタビュー
超オシャレなカタログギフト
泉さん「カタログ自体はカードタイプになっています。1ページ目には『あなたの無事がいちばん大事。』というコンセプトが書かれています。 例えば消火器などが掲載されています。赤い消火器をお部屋の中に置いておきたくないという方もいると思うのでモノトーンの消火器を用意しています。
私の推しとしては先日掲載が決まった携帯用トイレです。携帯用トイレなどは災害などがあったときに奥にしまっていて、取り出せなくなってしまうみたいなことがあるんです。 でもこちらの携帯トイレは、そのまま部屋に飾ることが出来て日常に馴染む、部屋においておけるという事が大切だと思うんです。 お客様によく選ばれるものとしては、使い方がわかりやすいラジオみたいなものや、最近ではアウトドアのタイミングで使えるものになっているかなと思います」 トムさん「もっとアクセスしやすい価格帯のギフトもあったりするのでしょうか?」 泉さん「ライフギフトフードでは、備蓄食みたいなものに注目した商品カタログになっています。 普段から食べてもおいしいし、災害時にもおいしいという長期保存食みたいなものを掲載しています。
例えば、3年間保存できる缶のハンバーグや、ドライフルーツみたいなものも載せています。避難所では食が唯一の楽しみになることもあるためです。 そういうシーンで普段から食べられる、おいしいものをストックできることは大切だと思いこういったラインナップを揃えています。 それぞれのギフトシーンにあわせたブランディングをするようにしています。 出産祝いや結婚式のグレードの高い引き出物として、13000円に設定しています。フードの方は3900円とカジュアルなシーンで使えるような価格設定にしています」 トムさん「個性的な防災グッズはどこから見つけてくるのでしょうか?」 泉さん「ユーザー目線で考えたときに、ギフトとして嬉しくないと使うことは絶対ないと思っています。 またユーザーにとって最高のギフト体験をしていただくことで、防災がライフギフトを通して広まるという風に考えています。 掲載商品に関しても防災の機能性はもちろんなんですけど、日常に馴染むとか、ギフトとしてもらった時に嬉しい体験ができるとか、そういったデザイン性と機能性を有していることを選定の基準としています。 こういったものをどうやって探してたのかというと『 ひたすら調べる・紹介してもらう・人に聞くみたい』なことを泥くさく、1個1個、商社さん、メーカーさん、デスクトップリサーチ含めておこなっています。 ほとんどの場合は国産なのですが、海外の商品とかもあるので、そういったものを探していったり聞いていったりして、 厳選されたものが集まったのが今ライフギフトになっています」