Jリーグ、最多1061万人を動員…国立開催は平均5・1万人! 好調続く6つの理由とは…
Jリーグは29日、都内で理事会後に記者会見し、今季のJ1~J3総入場者数が1061万3097人(27日時点)に上ったと報告した。 今月20日時点で史上最多入場者数を更新。これまでの最高記録は2019年シーズンの1039万7482人だった。27日時点の試合消化率は91%ながら、前年比112%、19年比108%を記録している。 入場者数好調の背景には、主に6つの要因がある。 〈1〉J1の編成を昨季の18→20クラブに変更。J2昇格プレーオフ導入などのレギュレーション変更 〈2〉テレビ露出が増加(特にローカル局の露出は前年比約150%)。新聞、雑誌、ウェブでの露出が増え、Jリーグ・各クラブへの関心が高まっている 〈3〉国立開催試合を昨季の8試合→13試合に増加。今季は12試合を消化済みで、計60・9万人(平均5・1万人)を動員。全体総入場者数の5・7%を占める 〈4〉クラブサポート本部の旗振りにより、各ローカルクラブで注力試合が設定され、過去にないような集客を実現できているクラブが相当数ある。特にJ2は顕著で、8月に大分―熊本戦(レゾド)で約2・8万人、9月に清水―横浜FC戦(国立)で約5・6万人などが代表例 〈5〉新スタジアム効果。エディオンピースウイング広島で集客は前年比1・6倍、金沢ゴーゴーカレースタジアムは同1・3倍、長崎のピーススタジアムは初戦で約1・9万人、2戦目で1・8万人とほぼ満員となった 〈6〉Jリーグ手動施策としてデジタル投資を強化。デジタル広告出稿、JリーグIDユーザー向けの来場施策、新規ユーザー向けのコンテンツ制作に注力している
報知新聞社