アーセナルとしては複雑? ラツィオ入りした左SBがセリエAで大ブレイク&ポルトガル代表デビューの激変
セリエAではすでに8アシストの活躍
プレイタイムは2分間と短いものだったが、15日に行われたUEFAネーションズリーグのポーランド戦にて代表デビューを飾ったポルトガルの左サイドバックがいる。 今季イタリアのラツィオで9戦8アシストと驚異的な活躍を見せている24歳のDFヌーノ・タヴァレスだ。タヴァレスは今月ポルトガル代表に召集され、ポーランド戦に88分から途中出場した。ラツィオで発揮している攻撃性を見れば、代表入りも納得だ。 タヴァレスといえば、2021年にベンフィカからアーセナルに移籍した選手だ。しかしアーセナルではポジションを確保できず、マルセイユ、ノッティンガム・フォレスト、そして今季はラツィオとレンタル移籍を続けてきた。 アーセナルサポーターとしては複雑な思いもあるかもしれない。今季のアーセナルは最終ラインに負傷者が続出しており、タヴァレスのような攻撃で違いを作り出せるレフトバックは特別だ。 アーセナル公式Xではポルトガル代表デビューを果たしたタヴァレスを祝福するコメントを寄せているが、そのコメント欄ではサポーターから戻ってきてほしいとの声が多く出ている。 「ヌーノは戻ってくるべきだ」 「ジンチェンコよりヌーノを使うべき」 ただ、タヴァレスのラツィオへのレンタル移籍は買取義務付きのオプションがついており、ラツィオ側に手放す考えはないだろう。この序盤戦だけで評価は一気に膨れ上がっており、まるで別人のような活躍ぶりとなっている。
構成/ザ・ワールド編集部
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