J1と海外クラブ必見!? J2からステップアップ濃厚な最強の10人。今季印象的な活躍を見せたのは?
2024明治安田J2リーグのレギュラーシーズンが幕を閉じた。各クラブが激しいバトルを繰り広げる中、才能を開花させて輝いた選手も多くいた。今回は、J2で飛躍を遂げた選手たちから、J1や海外クラブに推薦したい逸材を厳選して紹介する。※スタッツは『transfermarkt』、各データは『jleague.co』を参照。
FW:小森飛絢(こもり・ひいろ)
生年月日:2000年8月6日(24歳) 所属クラブ:ジェフユナイテッド市原・千葉 2024リーグ戦成績:38試合23得点3アシスト 2024シーズンのJ2リーグで圧倒的な存在感を放ったのが、ジェフユナイテッド市原・千葉の小森飛絢だ。 大学卒業後の2022年に千葉でプロキャリアを始めた小森は、2023シーズンにJ2でリーグ戦33試合に出場し、13得点3アシストを記録してブレイク。今シーズンはさらに得点力に磨きをかけた。 第2節の藤枝MYFC戦から4試合連続得点という好スタートを切ると、その後もコンスタントに得点を重ねた。シーズン後半戦に入るとさらなる進化を見せ、8月25日の第28節ベガルタ仙台戦で2得点を記録し、チームのリーグ戦6試合ぶりの勝利に貢献。この試合を皮切りに、3試合連続で2得点を挙げた。 9月下旬には、第32節レノファ山口FC戦でプロキャリア初のハットトリックを達成。続く第33節愛媛FC戦でも2得点を記録し、9月だけで計9得点をマーク。このパフォーマンスにより、9月度の明治安田J2リーグKONAMI月間MVPを受賞した。 身長178cmの小森は、FWとして特に大柄ではないが、万能な点取り屋としての資質を持つ。右足・左足・ヘディングを問わず、どの部位でも正確にゴールを狙うことができる。優れたゴール嗅覚と、足に吸い付くようなファーストタッチを武器に、ペナルティーエリア内の混戦でも豊富な選択肢を持つストライカーだ。 J2得点ランキングトップの小森は、もはやJ2に収まる器ではないのは明白で、多くのクラブが興味を持っているはずだ。