【桂川水系で鮎サイコー!】釣れすぎて止められない!?
朝陽が差したのを合図に目覚めた葛野鮎!
竿を持つ手も震え、目印もブルブル状態!あまりの反応のなさに少し流れのあるポイントへと移動。その頃になるとようやく川に陽が差し始め、朝の寒さもだいぶ和らいできた。すると瀬肩に入っていた人の竿が曲がった!ガッチリ背掛かりのマキッキ~な鮎!この1尾を皮切りに瀬上の釣り人たちの竿が上流から順に曲がり始めた!これは始まったのか~!?と期待が膨らむ。そしてついに、私の上流に入った相方にも「ガッツーン!」来ました、来ました~。「次は私の番」とばかりに構えていると、またしても上流の人の竿が曲がる。あれ?私の順番が飛ばされている…? そこから20分ほど悶絶の時間が続いたのだが、針を小針に換え、石裏を丁寧に泳がせていると「ギュイーン!」。やっと目印が引き込まれた。「キタ~!」小ぶりではあるが良い引きをしてくれる鮎であった。
上流に向かった相方からの電話
その後、アタリも止まることもなくポツポツと葛野の鮎が遊んでくれたのだが、なかなかサイズアップすることができないまま時間だけが過ぎていく。一方、瀬肩の釣り人は連チャンの入れ掛かり。しかも良型ばかりである。どうやらポイントによってアユのサイズにバラつきがあるようだ。 しばらくこのポイントを楽しんでいたが、相方は入れ掛かりを求めて上流の方へ様子を見に向かっていった。その間、私は少しずつポイントをズラしながら地道な釣りを続けた。どうやら今日は少し流れのあるポイントの方が好反応のようだ。それから約1時間後、相方から電話がり「上流に向かうべし!」というアドバイスをもらった。この感じ…私には分かる、あやつ釣りおるな(笑)!「こうしちゃいられね~!」と、竿を畳み私も上流へと向かった!
これぞアユ釣り!ギンギン追星鮎のパラダイス~!
川を必死に遡り続けると、遠くに相方の姿が見えた。息を切らしながらやっとの思いで着いたポイントで満面の笑みを浮かべる相方。やっぱり釣れていたのだ!話を聞けばこのポイントに移動した直後、ひと流し目から「マッキッキ~」の良型鮎が入れ掛かり中とのこと。こうして話をしている間にも竿が曲がっている!そりゃ~にやけ顔になるよね(笑)。相方の釣っているポイントは下流に落ち込みのある複雑な流れの段々瀬。私は相方と反対を向き左岸から竿を出すことにした。 左岸は浅場になっていて、チャラ瀬と瀬が繰り返すポイント。まずはチャラ瀬にオトリを送り出すと一発で「バッキューン!」とバッチリ背掛かりの素晴らしい引き!色良し!型良し!「サイコーの鮎がキター!」。待ってました。これよ~、これなのよ~。頑張って歩いて来て良かったと思える瞬間であった。さらに、釣りたてのアユを放つとこれまた「バッキューン!」と連発。ここぞと思うポイントではほぼ100%反応があり「バッキューン!」が来る。 印象的だったのは、葛野川の鮎は必ず前アタリがあること。それを感じられた場所に鮎を留めれば、気持ちが良い程しっかり掛かる。針をひったくるようなアタリは力強く、この上ない気持ち良さである。