「この1年間の仕打ちを忘れてないからな?」NHKが“旧ジャニ解禁”もファンの怒りがおさまらない「3つの理由」。「紅白歌合戦」をめぐって対立構造が激化?
「ファンは昨年同様配信を望んでいるのは知ってると思いますし、嫌なら断れば良いだけ」 「特に紅白への出演については、ファンからもファンでない方からも全く望まれていないですから、SE社に関わらないでほしい」 昨年、Snow ManがYouTubeチャンネルで「Snow Man Special Live~みんなと楽しむ大晦日! ~」を無料生配信しました。この生配信はライブとカウントダウントークの2本立てでファンの満足度は最高レベル。
その他でもKing & Prince、SixTONES、なにわ男子なども年越し配信でファンを楽しませていただけに、「今年もそのほうがいい」ということなのでしょう。 もし「紅白歌合戦」に出演したとしても1~2曲程度で、ベテラン歌手などの演出に協力させられるなど拘束時間が長く、カウントダウンライブへの参加も遅れてしまう。さらに、NHKの出演報酬は低く、アンチには叩かれやすく、視聴率が低ければやり玉にあげられるなど、ファンが出演を望まない理由が目白押しなのです。
一方、昨年の生配信はそれぞれのグループが「『紅白歌合戦』に出演した時よりもファンを楽しませよう」と奮闘したことでファンは大満足。 低視聴率に終わった「紅白歌合戦」に意地を見せるような形になっていたため、「今年オファーがあっても断ってほしい」と思っている人が多いのでしょう。わざわざ「有料でもいいので配信にしてほしい」と書く人が多かったことがファンの思いを裏付けています。 ■それでも「紅白は出るべき」?
ただ、所属タレントたちの本音はどうなのか。昨年のように一年間支えてくれたファンを楽しませる生配信をしたい人もいれば、数十倍の人々に見てもらい新たなファン層の獲得が期待できる「紅白歌合戦」に出たい人もいるでしょう。 また、NHKには音楽番組はもちろんバラエティ、教養、さらに影響力のある朝ドラや大河ドラマなどもあり、「良い関係性を作っておきたい」「後輩グループの将来を考えて出ておこう」と考えるのはビジネス上、当然の選択。