「この1年間の仕打ちを忘れてないからな?」NHKが“旧ジャニ解禁”もファンの怒りがおさまらない「3つの理由」。「紅白歌合戦」をめぐって対立構造が激化?
「自分達こそ喜多川の共犯者だったのにも関わらず何の責任も果たさず、何の罪も無いタレント達に責任を押し付けて番組ごと締め出すNHKのやり方には、激しい嫌悪感を感じずにはいられません」 「ジャニー氏がご存命の頃に知らんぷりを続けていたであろうマスコミ自身は(視聴率は下がったけど)何も腹を切る事なく、今も特に誰かに何か償った訳でもないのにしれっと『出演再開』とだけ言われて非常にモヤモヤします」 「受信料を取っているNHKは、お金の流れだけでなく キャスティングについても他局より透明性が求められるはず。ジャニーズべったりだったテレビが、性加害を黙認してきた事が被害者を増やした大きな原因なのは確実」
■「NHKこそ反省すべき」の声 NHKの稲葉延雄会長は、「ただ、『これですべて終わった』とは当然考えておりません。この問題をめぐっては、“マスメディアの沈黙”という言葉があったようにNHKの認識や対応は十分ではなかったと自省しています」とコメントしていました。 なぜそんな反省があるにもかかわらず、人々が納得できるレベルの検証をしないのか。逆に被害者かもしれない所属タレントを追い込むようなことをしたのか。ファンならずとも納得がいかない人が多いのでしょう。
また、NHKの不祥事などを引き合いに出して怒りをあらわにする声もいくつかありました。稲葉会長の「『これですべて終わった』とは当然考えておりません」という言葉はNHK自身の不祥事にこそ向けられるべきものと思っているのでしょう。 「自局の不祥事には甘いNHKの対応に、今は憤りしかありません。NHKのほうこそ、様々な不祥事の再発防止の取り組みをしっかりしてほしい」 「NHKも問題や犯罪犯してるのだからそちらの謝罪からでしょ」
■「紅白」に向けたシナリオ通りか 怒りや不満の声が目立つ2つ目の理由は、「NHK紅白歌合戦」の出場者発表が近づいてきたこのタイミングでの新規起用再開であること。例年、出演者を発表する時期まで1カ月程度になった段階での再開に疑いの目が向けられています。 「新会社と契約してからも一度も起用しなかったのに、紅白が近づいてきたらオファーしたいというのが透けて見え、なんとも都合よく見えてしまいます」 「こんな時期に発表って。さあ紅白に出してやるぞ、視聴率の為に利用してやるぞという考えが見え見えで本当に不快」