「命あってのだよね」 狩野恵里アナが明かす レーサーの夫・山本尚貴選手SF引退への心境
スーパーフォーミュラを引退するレーサーがセレモニーを行うのは、珍しいこと。初めて引退セレモニーが行われたのは、2021年12月の中嶋一貴選手引退のときでした。実は、中嶋選手の功績を踏まえ、例がなかった引退セレモニーをJRPに進言したのが山本選手。期せずして、自ら作った前例がめぐってきた形です。 「そうしためぐり合わせにも『夫は幸せ者だな』と、ありがたく思いました。本当に逡巡したけれど、現地観戦する予定など、いろいろなことが噛み合ったので、花束贈呈のご提案をお受けして……。結果的に、家族にとって良い思い出になりましたね」 そう振り返る狩野さんですが、本番では足が震えていたのだとか。 「司会で人前に出るのは全然緊張しませんが、すごく恥ずかしくて挙動不審でした。つくづくセンターにはいられない、端にいたい人なんだと実感しましたね(笑)」
Hint-Pot編集部・鍬田美穂