【楽天】パワハラ報道の安樂智大を自由契約へ 直接の被害は約10人と明かす
プロ野球・楽天は、パワハラ報道が出た安樂智大投手を保留者名簿から外し、自由契約にすることを発表しました。 取材に応じた森井誠之球団社長は「関係しているすべての皆様方に、大変多大なるご心配、ご不安を与えてしまったことを深くお詫びします。申し訳ありませんでした」と、深々と頭を下げ謝罪しました。 森井球団社長は契約更改時に選手からの訴えがあったと経緯を説明。安樂投手本人と面談し、その後11月25日から全選手、監督、コーチ、スタッフにアンケートを実施したということです。それを受けて改めて本人にヒアリング。専門家の意見を取り入れるなどし、パワハラは事実だと認めました。 「球団としては見過ごすことのできない事象」と話し、安樂投手を保留者名簿から外し、自由契約にすることを決めました。 またアンケートの結果、137人に調査し回答率は92%。直接の被害を訴えたのは約10人、見たり聞いたりしたと答えたのが約40人いました。程度の違いまでは調査しきれていないということです。 保留者名簿とは球団が来季も選手契約を結ぶことを予定している選手リストで、この日はNPB(日本野球機構)への提出期限でした。 安樂投手は12月1日に自由契約選手として公示されることになります。