現在使用している掃除機のメーカーランキング! 2位「パナソニック」、1位は?【家電のプロが解説】
All About ニュース編集部は全国20~70代の500人を対象に、「掃除機」に関するアンケートを実施しました。本記事では、その結果から「現在使用している掃除機のメーカー」ランキングを紹介します! 【10位までのランキング結果を見る】
◆第2位:パナソニック(72票)
2位は、「パナソニック」でした! 松下幸之助によって設立されたパナソニック。1954年に掃除機を販売開始しましたが、意外にもハンディタイプが最初のモデルだったようです。2024年には、業界初の「マイクロミスト」搭載の掃除機を発表。極微細なミストで小さなホコリを吸着しながら吸い上げてくれる優れものです。 自由回答を見ると、「掃除機を買いに行った時、実際に持ったりして使いやすそうだったから」(50代女性/長野県)や、「メーカーのブランド力で選びました」(50代男性/埼玉県)、「パナソニック製品は以前から信頼しており買っても後悔しないだろうと思い購入しました」(40代男性/熊本県)といったコメントが寄せられています。
◆第1位:ダイソン(159票)
1位に選ばれたのは、「ダイソン」でした! 「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」のCMで今や誰もが知る家電メーカーとなったダイソン。遠心力でゴミと空気を分離するために紙パックが不要となり、吸引力が持続するというサイクロン掃除機のアイデアは、その後の扇風機やドライヤーといったさまざまな家電にも応用されています。価格帯は4万円から12万円まで幅広く用意されており、水拭きまで同時に済ませてくれるモデルも販売中です。 自由回答を見ると、「吸引力が強くてきれいになるので、長い事ダイソンを使っています」(40代男性/神奈川県)や、「スティック式だけど吸引力があり、コスパがいいと思ったから」(30代女性/宮城県)、「吸引力の強さと紙パック不使用な点が良い」(40代女性/神奈川県)といったコメントが寄せられています。
◆専門家は結果をこう見る!
今回の調査で判明した結果について、「All About」デジタル・家電ガイドの安蔵靖志さんに解説してもらいました。 ●安蔵さんのコメント 「ダイソンは『吸引力の変わらないただひとつの掃除機』というキャッチフレーズで『サイクロン掃除機』のイメージを不動のものとし、奇抜なカラーリングを引っさげて日本市場を席巻しました。当初はキャニスター掃除機でしたが、コードレススティック掃除機も大人気となり、コードレススティック掃除機の“顔”とも言える存在となりました。 現在はキャニスター掃除機の販売台数を超えるなどスティック掃除機が普及し始めており、そんな中でパナソニックや日立、シャープなどの『軽さ』を売りにするスティック掃除機が人気になり始めています。とはいえ、ダイソンが掃除機カテゴリーで築いたブランドイメージがまだまだ高いことと、テレビ通販番組などでも旧型製品が安く販売されていることから、今回のような結果になったのではないかと思われます」 ※コメントは全て原文ママです この記事の回答者:安蔵靖志 ビジネス・IT系出版社で編集記者を務めた後、フリーランスに。記事執筆のほか、テレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。ラジオ番組の家電コーナーの構成なども手掛ける。
All About ニュース編集部