佐々木歩夢がRW-Idrofoglia Racing GPと2年契約締結。2025年からもMoto2への参戦が決定
2024年MotoGP第16戦日本GPが開催中の10月5日、Moto2クラスに参戦する佐々木歩夢の来季の参戦体制が発表された。佐々木はRW-Idrofoglia Racing GPと2025年から2年の契約を結び、カレックスマシンでMoto2を戦う。 【写真】佐々木歩夢(Yamaha VR46 Master Camp Team)/2024MotoGP第16戦日本GP 佐々木歩夢は2017年にMoto3クラスフル参戦を開始し、昨年2023年には自身最高となるランキング2位を獲得。今年はYamaha VR46 Master Camp TeamからMoto2クラスにステップアップしており、第12戦アラゴンGPでは12位で初ポイントを獲得している。 RW-Idrofoglia Racing GPはカレックスのシャシーを用いる、オランダが母体のチームだ。今シーズンはゾンタ・ファン・デン・グールベルクとバリー・バルトゥスの2名のライダーを擁してMoto2クラスを戦っているが、来季はこのどちらかのライダーに代わり佐々木が加入することとなる。 佐々木はこの契約締結についてこう話す。 「これから2シーズン、RW-Idrofoglia Racing GPに加わる機会をいただき、とても感謝しています。レースごとに強くなり、Moto2クラスに適応してきていると感じています。来年も進歩を続けたいと思っているし、チームと一緒に仕事ができることがとても楽しみです。応援してくれたすべての人に感謝しています」 また、チーム監督であるヤルノ・ヤンセンも「アユムとの新しいチャレンジに興奮しているよ。彼は私たちが長年気にかけてきたライダーであり、多くの才能を持っている。Moto2クラスに参戦して1年目の彼は力強い成長を見せており、我々はこの成長を継続させるために努力していくつもりだ。2年契約は、最終的に両方に利益を享受するために非常に重要だ。ようこそ、アユム」と佐々木を歓迎するコメントを発表した。 [オートスポーツweb 2024年10月05日]