大阪府・吉村知事が定例会見2月3日(全文1)府の大規模接種会場は年齢制限を撤廃
大阪府の吉村洋文知事は3日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「未登録者を加えた新規陽性者1万9千人前後」大阪府・吉村知事が会見(2022年2月3日)」に対応しております。 【動画】「未登録者を加えた新規陽性者1万9千人前後」大阪府・吉村知事が会見(2022年2月3日) ◇ ◇
大阪市の保健所で登録遅れ
司会:お待たせしました。それでは知事の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは知事、よろしくお願いいたします。 吉村:まず今現在の大阪の感染状況ですけれども、感染の拡大というのが続いている現状です。20代、30代、若い世代の方の新規陽性者の伸び、ここは鈍化しつつありますが、ただ、感染そのものは拡大しているという傾向にあります。とりわけ、このあとも発表しますけども、60代以降、いわゆる高齢者の方に感染の伝播が進んでいるという現状です。ですので、病床の逼迫等においても、高齢者世代を中心として病床の逼迫が増しているという現状にあります。府民の皆さんにおかれましては、感染対策の徹底をお願いいたします。また、特に高齢者の皆さん、日々、感染対策徹底されているというふうに思いますけれども、さらに日々の感染対策の徹底をお願いいたします。 そして本日の新規陽性者についてですけれども、少し補足をして説明する必要がございます。すでに松井市長からも一部発表があったと思いますが、大阪市の保健所において発生届の登録、ここが、発生届は出てるんだけども登録するというのが遅れているという分があって、新規陽性者について、本来、日々発表する部分について遅れている件数があります。その件数が合計で約1万3000件あるという状況です。ですので、この間、そのうち7000人分については遅れを取り戻して登録をされたという現状です。
感染の拡大が続いている
ですので、本日の新規陽性者についてですけれども、本日の新規陽性者は追加で登録されました7000件を足して、約1万9000人前後が本日発表の新規陽性者になります。いつもの登録でいくと1万2000人前後になりますが、そこに7000件、登録がされていなかった部分を付け足して、約1万9000人が本日発表の新規陽性者ということになります。 詳細な数につきましては本日の夕方、また5時以降に発表いたします。また、この発生届の件につきましては、松井市長に加えて大阪市の健康局で詳細なブリーフィングを大阪市でされているということですので、そちらのほうを取材いただいたらというふうに思っています。 大阪の新規の陽性者の現状について、あらためて説明させていただきます。この間、これは第5波、今これ第6波ですけれども、8倍というような週もありました。今現状どうなっているかというと、1.4倍ということで、新規陽性者につきましてはやはり現状においても増加傾向にあると。倍加速度は下がりつつありますけれども、数そのものが非常に多い。それに加えて1.4倍、まだ増えているという状況です。感染の拡大が続いています。次、お願いします。 年代別の新規陽性者の推移です。このブルーが20代、30代ですけれども、ブルーの20代、30代、どの感染の波のときもそうなんですけども、先に20代、30代が立ち上がって、そのあと高齢者、別の世代に移っていくというのがこれまでのあった事例、そのとおりになっていますが、20代、30代についてはここにあるとおり少し伸びについてはもう鈍化をしていると。逆に10代以下、あるいは40代、50代はまだ伸びているという状況です。60代も伸びているという状況ですので、このあとは、特に60代以上、病床の逼迫という意味ではこの60代以上の方、高齢者の方、重症化しますし、やはり入院が必要となっていきます。ハイリスクの方に伝播しつつあるというのが今の現状です。7日間の移動平均を見ましてもそういった傾向が見て取れます。次、お願いします。 これが検査件数と陽性率です。検査件数、行政検査の陽性率につきましては2月2日の時点で30.5%となっています。この間、20%から30%を推移していましたが、日々伸びてまして、今30%です。非常に高い陽性率です。ですので、これは市中において実際に発表する陽性者よりも多い数の陽性の方がいらっしゃるというのが実態だと思っています。