J1得点ランク独走の16点目! C大阪FWレオ・セアラがゴールを量産できる要因
フィジカル面を意識して練習
[J1第22節]東京V 1-1 C大阪/7月6日/味の素スタジアム 7月6日に行なわれたJ1第22節で、セレッソ大阪は東京ヴェルディと敵地で対戦し、1-1で引き分けた。 【動画】チームに勝点1をもたらすL・セアラの同点弾! 49分にPKで失点し、1点を追いかけるなか、76分に同点弾を決めてチームに勝点1をもたらしたのが、エースのレオ・セアラだ。 田中駿汰が縦に差し込んだスルーパスに、敵陣エリア内で反応したL・セアラは、ワントラップして右足を振り抜き、逆サイドネットに強烈なシュートを叩き込んだ。 試合後、L・セアラは得点シーンを次のように振り返った。 「自分は一度ペナルティエリアから出て、そのあとにまた入ったので、マークを外せました。素晴らしいパスが来て、トラップも上手くできたので、ゴールに繋がった」 これで今季16点目をマークしたブラジリアンストライカーは、J1得点ランキングで2位の横浜F・マリノスのアンデルソン・ロペスに4ゴール差をつけ、1位を独走している。 また、自身のJリーグでのキャリアハイ(12得点)も更新中だ。順調にゴール数を積み重ねられている要因を訊くと、桜の背番号9は「いつも言っているんですけど」とし、こう語った。 「自分は歳を取るごとに、前の年よりも上回ることをいつも心掛けています。今年に関しては、フィジカル面を意識して練習しているので、それが繋がっているのかなと思います」 そして、こう続ける。 「ただ、それだけじゃなくて、チームメイトにたくさん良い選手がいて、アシストをしてくれているので、それで点が取れています」 ゴールをお膳立てした田中との連係面についても、L・セアラは「自分をいつも探してくれるので、駿汰がボールを持った時は、常に(相手DFの)背後に走ろうと心掛けています」とコメント。仲間との信頼関係が築けている点も、得点を量産できている要因のひとつだろう。 今季はどこまでゴール記録を伸ばすのか。L・セアラのさらなる活躍に注目だ。 取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)