アラン・ドロンの財産を巡り泥沼の争いに…兄弟に訴えられた長女が「下品で恥ずべき」という家族の実情は?
音声録音、"暴力シーン"、息子の病気......。女優アヌーシュカ・ドロンが2月28日、仏ラジオ局「フランス・インター」の取材に応じ、一族を揺るがすスキャンダルについて語った。 【写真】ふたりの美しい孫娘に囲まれた家族写真を公開したアラン・ドロンだが… 「ジョ二ー・アリディ一家よりひどい」と彼女は言った。アヌーシュカ・ドロンが2月28日、仏ラジオ局「フランス・インター」の取材に応じ、家族を分裂させている事件について語った。2023年11月、アントニー・ドロンは妹アヌーシュカを告訴した。2023年11月にアントニー・ドロンは妹に対して申し立てを提出し、彼女が父の認知機能検査結果が悪かったことを兄弟たちに隠していたと非難した。一方、妹アヌーシュカはそのことを知らなかったと主張している。1か月後、弟アラン=ファビアンも同様に訴訟を提起し、30歳のアヌーシュカが「悪質な手段を使って彼と兄を脅迫している」と主張した。1月初旬、アラン・ドロンとアヌーシュカ・ドロンは反撃に出た。アントニーに対して中傷、誹謗中傷、脅迫、嫌がらせの訴訟を起こしたのだ。 「エゴだらけでまるでナイフで切りつけられるようで苦しい」と、アヌーシュカ・ドロンは水曜日の朝、「フランス・インター」で述べた。レア・サラメにインタビューを受けた30代の彼女は、その状況をまるで地獄だと打ち明けた。彼女は、「家族間で問題解決するべきで、全世界に公開されることは望まない」と語った。 「自分たちの個人的な問題について大げさに話しているだけで、言っていることは富裕層に特有の問題でしかない。無神経だと思う」と彼女は嘆いた。なぜ公の場で発言することにしたのかと尋ねられた彼女は、「ある時点で、私は自分自身のためにここに来て発言せざるを得なくなった」と強調した。
パパのお気に入りの娘
そして若きアヌーシュカはこう続けた。 「彼らは私を金持ちのお嬢さん、パパのお気に入りの娘、そして、お金に執着し、税金逃れをし、父親の面倒を見ず、父親を愛していない人間に仕立て上げようとしている。彼らは、私が父に対して抱いている誠実な愛に幻想をかぶせている」。アヌーシュカ・ドロンは、こうした家族間の亀裂の発端について尋ねられ、こう答えた:「どうしてこんなことになったのでしょう? 長年にわたり表面化していなかった問題だと思う。残念ながら、私たちを団結させることができなかったのは父親だった。物事が卵の中で腐っている(つまり、早い段階で対処すべきだったということ)という表現があるけれど、私たちはそれに当てはまる状況にあると思う。」 雑誌「ELLE」の最近のインタビューで、アヌーシュカ・ドロンが幼少期に目撃した父と兄弟の "暴力シーン"について語った。「彼らのことだから私が詳細を語るべきではない。でも実際、家族内に言葉の暴力、身体の暴力など暴力があった。当時子どもだった私は、いつも邪魔しようとしていた」と彼女は「フランス・インター」のインタビューで明確に述べた。アヌーシュカ・ドロンは、自身が育った環境に罪悪感を感じていたことを嘆いた。「(父は)なぜ娘をそんなに愛しているのに、息子たちとの関係がこんなにも良くないのか? 私は長い間その罪悪感を抱いてきた。でも、ある時点で、それを修復するのは私の役割ではないと悟った」と彼女は断言した。