笠松 将が着る、“プレイボーイ”なオトコのスタイル PART1
時代のエッジを凝縮させたモードスタイルには、大人の色気とエレガンス、そしてファッションの楽しみがつまっています。そんなモードのポテンシャルを、著名人が華麗に披露するこの連載。第10回目のゲストは、チャレンジングな作品を求め、国内だけでなく海外にも進出する俳優・笠松 将さんです。 大人なモードの遊び方
時代をリードし続けるメゾンブランドの極上ウエアを大人がどう纏い、どう楽しむべきかをレクチャーする連載、名付けて「大人なモードの遊び方」。毎回お迎えする豪華ゲストの着こなしを濃厚にお届けします!
大人なモードの遊び方 第10回 主演 : 笠松 将/“プレイボーイ”なオトコ PART1【艶レザー編】
なにかと口うるさいヒトが多い今の時代、プレイボーイという称号は、もはや不名誉なのかも知れません。しかし、そんな世の流れに迎合するなら、そもそもプレイボーイと名乗る資格なし! そう、世の常識や良識に逆らってこそプレイボーイですから。それはまるで、孤高の作家のごとく……。 誰になんと言われようと、信じた道をひとり歩き続ける。そんな孤独を恐れずに突き進む大人のオトコは、いつの時代もモテるんです。強気に信念を貫く反面、ふとした瞬間に見せる憂いを帯びた横顔に、女性は夢中になるもの。
そんな大人のオトコの片鱗を覗かせているのが、俳優・笠松 将さん。今回は、孤独を愛する作家から滲み出るプレイボーイを演じます。 “パート1”は、プレイボーイの色気をいっそう際立たせるレザーがテーマ。一体、どんな表情を見せてくれるのでしょうか。
■ Berluti(ベルルッティ)/オトコらしさとはすなわち、強さと弱さの共存
筆が進まず、夜の酒場へ。産みの苦しさから逃げるように、小さなお店がひしめく路地裏へ迷い込む。作品作りに苦悩しつつ酒場の灯火に抗えない作家の姿から、プレイボーイの色気と妖艶さを匂い立たせます。
繊細な毛並みを披露するムートンながら、表側のスエードにエンボス加工によってまるでコーデュロイのような畝を再現したジャケットは、そんな孤独なプレイボーイを優しく包み込んでくれるのです。
コーデュロイ・エフェクトを施したムートンジャケットから覗くのは、光沢感のあるコットン×シルクシャツ。あしらわれたスクリットが、その色気をさらに際立たせます。