お祝いの席で行われる「樽酒の鏡開き」の秘密とは?知られざる中身に驚きの声が続出
普段はあまりじっくりと見る機会のない「樽酒の中身」が、今X上で話題になっています。投稿したのは、Xユーザーのナオサン@妖怪タングステン研ぎさん(@naoshim)。 【写真2枚】鏡開き後の樽酒の中身を見る 当ポストは2024年1月27日時点で1.3万件を超えるいいねを集めており、「樽いっぱいに入っているのかと思っていた…」「これ結構知らない人いると思うw」「こんなんなってんだ」と多くの反響が寄せられています。 記事後半では、鏡開きの樽酒の平均的な価格についても紹介します。 ※投稿された写真は【写真2枚】をご参照ください ※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
木槌で叩いて開けた中身は…
「鏡割りした樽酒の中ってこうなってんのねと初めてわかった中年男性。」というコメントとともに投稿されたのは、二枚の写真でした。 そこに映っているのは、鏡開き後の樽酒。大きな樽の中には、スポッとたらいのようなものがはまっています。 普段はあまりこの状態の樽酒を見る機会はありませんよね。この大きな樽いっぱいにお酒が入っていると思っていた方も多いのではないでしょうか。
あまり知られていない「樽酒」の真実
実は、「樽酒」と表記する場合には、「木製の樽で貯蔵し、木香のついた清酒(瓶その他の容器に詰め替えたものを含む。)である場合に表示できるものとする」という国税庁が示す基準を満たす必要があります。 そのため、瓶やボトルなどの容器に詰めたものも、この基準を満たすと「樽酒」と呼ぶことができるそうです。 また、木槌で叩いて行う「鏡開き」は、新たな門出や区切りの際に幸福や健康を願って行われます。結婚披露宴やお店の開店祝い、会社の創立記念などで見ることが多いですよね。
用途に合わせて選ぶことができる
あまり見る機会のない「樽酒の中身」は、Xで大勢の目に留まったようです。画像が投稿されると、ポストには約1.3万件のいいねが寄せられました。 Xユーザーからは「これ、初めて知ったときは衝撃的だったし、さらに神社に並べられている酒樽も、発泡スチロールの飾りだと知って驚いた」「昔は樽ごとでしたが、今はニーズに合わせて量が変えられるんですね」「そうか、上げ底になっていることを知らない人の方が多いのか」といった声が続出しています。 投稿者さんは、多くの人からのリプライを読んで「樽酒に関する様々な知識が増えて勉強になるとともに、樽酒にまつわる様々な思い出話が聞けてとても楽しい」と感じられたそうです。 リプライによると、この写真よりも小さなたらいが置かれた樽酒や、容器いっぱいに樽酒が入れられているものもあるのだとか。たらいに入った樽酒は、容器を傾けやすく、最後までお酒をすくいやすいという利点もあるそうです。