大阪府・吉村知事が定例会見2月3日(全文2)「まん延防止」は人流抑制に一定の効果
入院者の増加に伴って間に合う見通しか
朝日新聞:あと最後に、病床運用率のほうだと、今はまだちょっとは余裕あるかもしれないですが、いっとき空きが100とか200ぐらいのときがあって、この運用状況としては、入院者の増加に伴って間に合うだろうという見通しでよろしいでしょうか。 吉村:ええ。今、最終フェーズに上げていますので、できるだけこの最終フェーズに上げてもらいたいということは病院に対しては当然要請を今もしていますし、これからも強く要請するということにもなります。また、この病床の拡充についても、今、内部でいろいろ検討しているところです。 朝日新聞:ありがとうございます。 司会:ABCさん。
今後の策として何か考えていることは?
朝日放送テレビ:ABCテレビの大沼と申します。今回の保健所での漏れに関してまして、大阪府として何か今後の策として、何か考えていらっしゃることはありますでしょうか。 吉村:これは一番最初のファーストタッチの前の登録作業になります。大阪市において、通常体制、1日40人と合わせてさらに倍の40人をそこに応援体制を入れて、この日曜日までに解消するというふうに聞いていますので、そこでファーストタッチをまずお願いしたいという、実際やると、ファーストタッチ、市が登録をしっかりしますということが1つと、もう1つはやはり数が非常に増えてきていますので、大阪市分については発番の入力を先にやっていただくということをお願いしています。 発番入力と、発番というのは何かというと、HER-SYS上にそういった人がいるという、ある意味名前と住所でしたかね、本当に最低限のところだけを登録して発番、その人に対するID番号を作るわけですけれども、本来はそこに詳細のいろんな、症状等の入力をして、発生届をそこで入力が終わるということになりますが、発番をした段階で、もう新規陽性者として大阪府はカウントするということにいたしますので、この新規用死者の発表の漏れができるだけないようにしていきたいと思っています。 なので、日々発表するところの、大阪府の発表の中でも、性別が不明とか、何かが不明、住所が不明だったかな、年齢不明とかっていう、調査中とか出てるのは、そういった事情の方は増えてくると。ファーストの、初期発表の段階では増えてくると思いますが、それはその理由です。 朝日放送テレビ:すいません、あともう1点、大規模接種会場で年齢制限撤廃することになりますが、接種券が届かないと接種ができないということで、この接種券、発送するのは市町村ですが、それに対する府が何か補完する作業などありますでしょうか。 吉村:もうこれは、接種券の発送作業は市町村でしっかりやっていただくしかないので、市町村でしっかりやってもらいたいと思います。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。 司会:時事通信さん。 吉村:おそらくここについてはばらつきが出てくると思います。すでに現実にばらつきもある中で、いや、市町村によってこっちは発券してるけどこっちは発券してないじゃないかという、その課題があるのは承知をしています。