立憲・福山幹事長が定例会見(全文2完)おっくんファンを当て込んでの擁立ではない
おっくん擁立は、有名人のコアなファンを当て込む作戦なのか
日刊ゲンダイ:すいません、日刊ゲンダイの【ナカツギ 00:55:32】と申します。おっくんの擁立についてお伺いしたいんですけども、これはある種、かつての自由連合のような、ちょこちょこ有名人みたいな人を擁立してコアなファンを当て込むと、そういったような作戦なのかっていう部分をまずお伺いしたいんですけど。 福山:そういう作戦ではありません。 司会:いいですか。 日刊ゲンダイ:以上です。 司会:そのあと、こっちが手があがってませんでした? 大丈夫ですか。では清水さん、一番前。
外交青書から、北方四島は日本に帰属するとの表現がなくなったことへの受け止めは?
NHK:NHKの清水です。外務省がまとめた今年の外交青書の中で、北方四島は日本に帰属するとの表現がなくなりました。このことに対する受け止めをお願いします。 福山:僕は非常に問題だと思います。諸外国、他国に対して間違ったメッセージを与える可能性が非常に強いと思います。日本はこの問題についてポジションを変えたのかということになりますので、主権国家としてこういう形の外交的な正式な文書の中でこういうことを、簡単に言えば下ろすことについては非常に違和感を感じました。 司会:よろしいですか。こちらの方、手をあげてましたね。じゃあどうぞ。
どのような考えで市来氏の公認を決めたのか
山梨日日新聞:山梨日日新聞の小澤と申します。参院選の山梨県選挙区の市来さんの公認のことで伺いたいんですが、先ほど出た社民党の件もそうなんですけれども、地元のほうでは国民民主党の県連が、野党共闘をやっていく上では無所属で出るべきだというようなことも言っているんですけれども、社民党も含めて、そういうような状況の中で今回、公認という戦い方を決めたとおっしゃいましたけれども、どのような考えで公認決定をされたんでしょうか。 福山:各党それぞれ地域の中での考え方があっても、それはしかるべきだと思います。ですから山梨の国民の方がどういうことを言われているか、私は申し訳ありませんが、つまびらかに知っておりませんので、そのことについてなんらかのコメントをするのは控えたいと思いますが、もちろんそれぞれの野党の皆さんに、1人区ですから、今、そのための調整を32、しているわけです。山梨もそのうちの1つです。 1人区を1人に絞り込むというのは、それぞれの政党の皆さんに、例えば国民の候補者であっても無所属の候補者であっても、立憲の候補者であっても、安倍政権を倒すために1人区でなんとか勝つべきだと、勝ちたいという思いで今、それぞれの幹事長・書記局長は1人区の調整をやらせていただいているわけでございます。ですからその中で山梨は、県連の宮沢代表をはじめとして県連の中で、立憲民主党から国政に挑戦したいと、それも立憲主義守りたいということを強く思いを持ってご決断をいただいた市来さんに対しては、立憲民主党の公認候補者として戦ってほしいという思いが県連の強い意向でもあり、ご本人の強い意向でもありました。 一方で、その中でできる限り丁寧に、連合さんにも国民さんにも社民さんにも、市民連合とか、山梨は安保法制をはじめ憲法に対して関心の高い市民グループの方が非常に多いと僕は承知をしておりますので、そういった方々にも市来さんの政治姿勢や、これまで立憲主義守るために地方議員として活動してきたその思いを受け止めていただいて、できるだけ応援をいただけるような環境を調えていきたいと考えております。 司会:よろしいでしょうか。じゃあ1回目の方で、FACTAの宮嶋さん、どうぞ。