【MLB】 ソリアーノ好投でエンゼルスがレンジャーズにシリーズ勝ち越し エンゼルスに新エース誕生か 5月の防御率は1点台
【エンゼルス4-1レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド
日本時間5月20日、エンゼルスはレンジャーズとの3連戦最終戦に4対1で勝利し、シリーズを2勝1敗で勝ち越した。勝利の立役者は7.2回1失点の好投を見せた先発ホセ・ソリアーノ。打線もソリアーノの好投に応え、7回に4得点を挙げて逆転に成功した。ソリアーノに2勝目(4敗)が付き、8回から4アウトセーブを挙げたルイス・ガルシアが2セーブ目、レンジャーズ先発マイケル・ロレンゼンに3敗目(2勝)が付いた。 【動画】ホセ・ソリアーノの7.2回5Kピッチング(MLB.comへ) エンゼルスに新たなエースが誕生したかもしれない。25歳のソリアーノは自己最長の7.2回を投じ、1失点5三振。5月の4先発では防御率1.90と圧倒的だ。平均で160キロ近い速球、ナックルカーブ、スプリッターと、ソリアーノの決して球種は豊富ではない。しかし、シンカー・4シーム・スプリッターの平均球速は、先発投手として堂々のMLB1位。さらに今日はコントロールも冴え、ストライク率は70%にも上った。 4回裏にレンジャーズの2番コリー・シーガーのソロ本塁打で先制され、1対0のビハインドを背負ったまま試合は進んだ。エンゼルス打線は7回まで無得点だったが、7回に8番ミッキー・モニアック、代打ケビン・ピラー、1番ルイス・レンヒーフォの3連続タイムリーで一挙に4得点。試合をひっくり返して、ソリアーノに勝ち星をプレゼントした。エンゼルスはレンジャーズに2勝1敗でシリーズを勝ち越し、さらに8連敗中の4位アスレチックスにゲーム差なしに迫った。