【レッドソックス11－3カージナルス】＠ブッシュ・スタジアム

5試合連続アーチの球団タイ記録を樹立したラファエル・デバース（MLB Advanced Media）

　日本時間5月20日、4連敗中のレッドソックスは敵地ブッシュ・スタジアムでのカージナルス3連戦の最終戦を迎え、打線が3本塁打を含む14安打11得点と爆発して11対3で快勝。連敗を4で止め、被スイープを回避した。レッドソックス先発のニック・ピベッタは6イニングを投げてラーズ・ヌートバーの5号ソロによる1安打1失点のみに抑える好投を見せ、2勝目（2敗）をマーク。カージナルス先発のマシュー・リベラトーアは4回途中6安打4失点で降板して役割を果たせず、2敗目（1勝）を喫した。 【動画】レッドソックスのラファエル・デバースが5試合連続アーチの球団記録に並ぶ（MLB.comより） 　被スイープを回避したいレッドソックスは初回にタイラー・オニールの11号ソロで先制。2回表にギャレット・クーパーのタイムリー二塁打で追加点を奪うと、4回表にはロミー・ゴンザレスのタイムリー二塁打でリベラトーアをノックアウトし、ジャレン・デュランのタイムリー三塁打で4対0とリードを広げた。4回裏にヌートバーの5号ソロで1点を返されたが、5回表に2本のタイムリーで3点を追加。6回表にはラファエル・デバースが5戦連発（球団タイ記録）となる9号2ランを放ち、さらにリードを広げた。7回裏に2点を返されたものの、9回表にデービッド・ハミルトンの2号ソロなどで2点を追加してダメ押し。敗れたカージナルスは3連戦のスイープを逃した。 　カージナルスのヌートバーは「2番・右翼」でスタメン出場し、ショートフライ、右中間への5号ソロ、サードゴロ、空振り三振で4打数1安打1打点。2試合ぶりの一発を放ったが、チームの勝利にはつながらなかった。連続試合安打を4に伸ばし、今季の打撃成績は打率.218、出塁率.331、OPS.734となっている。4月は打率.180、OPS.607と低調だったが、5月に入って打率.259、OPS.868と復調傾向だ。