〈ノンデザイン・ノア〉風が通り抜けるカリフォルニアを感じる家!
アメリカブランドやカルチャーに目がない。もしくは、なぜだかメイド・イン・USAの服にこだわってしまう。こんな人にこそおすすめしたい家があるので、ここで紹介したい。
アメリカが好き。メイド・イン・USAにこだわったり、いわゆるアメカジっぽい服になぜだか惹かれる。そんな男性は『サファリ』世代にこそ多いのでは? しかも、ワードローブにはUSAものしかなかったりとか、アメリカ好きのこだわりは強いはず。でも、家はどうだろう? 身にまとう服だけではなく、住む家だって、アメリカを感じられる空間だったらいいのでは? ね、想像しただけで心が躍るでしょ!? なんといっても住む家は四六時中身を置く大切な空間なのだからね。 というわけで、ここでご紹介したいのが〈アンスタンダード〉の造る家。なんとベースとなっているのがまさに’50年代のオールドアメリカンスタイル。アメリカの西海岸のカルチャーに精通し、住宅業界に“カリフォルニア”というジャンルを確立した岩切剣一郎率いるケンロックとコラボレーションして造られた住宅なんだとか。 ご覧のとおり、気持ちよく風が吹き抜けていきそうなガレージで趣味のクルマやバイクいじりをするのもいい。週末の波乗りの後、お気に入りのサーフボードをメンテナンスしたりもできちゃうし、なんなら濡れたウェットスーツもそのまま干せちゃったりしそうだ。そんな、自由な雰囲気が漂う古きよきアメリカンスタイルの空間なら、カリフォルニアのサーファーみたいに夢のライフスタイルを送れそうだ。これは、想像するだけでワクワクが止まらなくなりそう! もちろん、自身の趣味やライフスタイルに合わせてカスタマイズが可能。ほかにもまだまだ趣味があるからと、アレやコレが必要という大人のわがままにもちゃんと応えてくれるっていうのも嬉しいじゃありませんか。さあ、’50年代のあの頃のような、理想のアメリカンスタイルの家を手に入れてみない?
外壁は味があり立体感を生むモルタル風コンクリートを使用。穴が開いたデザインの〝花ブロック〞がエントランスのいいアクセントになっている。ガレージやエントランスの軒天材には、シロアリやカビに強く、日本の風土に適したウエスタンレッドシダーを採用。予定価格2618万円~(ノンデザイン・ノア/アンスタンダード) ※雑誌『Safari』11月号より
写真=北嶋幸作