ハウスメーカーで家を建てて4年。迷ったけど採用やめて正解だったこと3つ
キッチンの床下点検口を収納の中に変更した
床下点検口は、水回りの近くに配置されることが多いようです。筆者宅の間取りの初期案では、キッチンの床にありました。 しかし、床下点検口をキッチンの床に設置すると、次のような心配が。 ・床下点検口の上を家族が頻繁に通れば、フタがゆがむのでは? ・調理や片づけをしているとき、つまずく危険がありそう ・床下から冷気が入ってキッチンが冷えないか? 設計士に相談すると、キッチン横にある収納の中に、変更できるかもしれないとのこと。検討の結果、問題がないことがわかり、収納の中に収めることができました。 実際に暮らしてみても、この収納には、トイレットペーパーなどの軽いものしか置いていないので、フタへの負担はなし。点検時もすぐによけられます。また、収納には扉がついているので、床下からの冷気を感じることなく、快適に過ごせています。
2階の収納スペースを優先しロフトは不採用に
家づくり当初、筆者はロフトを採用して、収納に使うことを検討していました。上図の赤の点線で囲んだ部分の上部に、ロフトをつくる予定だったのです。 しかし、間取りの打合せを進めるうちに「収納という意味では不要では?」と考えるように。というのも、ロフトなしでも2階には、ある程度の収納が確保できていたからです。 また、もしロフトをつくるとなると、現在収納スペースになっている位置に階段をつくるという間取りだったのです。これでは本末転倒。 また、ロフトをやめることで50万円のコストダウンになりました。 家づくりでは、検討しなければならないことが、次々に出てきます。それを冷静に判断するのは大変なこと。そんなとき、新居での暮らしを具体的にイメージして、本当にこの間取りや設備は必要か? 考えながら決めていくことが大事だと思います。
泉しゅん